鹿島本拠地が新名称に。メルカリがネーミングライツ取得、覚えやすく、呼びやすい愛称に。契約期間は3年間、金額は1.5億円/年

2025年06月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

メルカリ、茨城県、鹿島アントラーズの三位一体で

カシマサッカースタジアムがネーミングライツを取得。「メルカリスタジアム」に。写真:永島裕基

 鹿島アントラーズは6月19日、株式会社メルカリによるカシマサッカースタジアムのネーミングライツ取得を発表した。

「鹿島アントラーズが指定管理者を務める茨城県立カシマサッカースタジアムのネーミングライツを株式会社メルカリが取得し、2025年7月1日以降の同スタジアムの新愛称が「メルカリスタジアム」(略称:「メルスタ」)になることが決まりましたので、お知らせいたします」

 クラブによれば、「メルカリスタジアム」という新愛称には「企業名・サービス名の両方として親しまれている「メルカリ」の名前をシンプルに活用することで、覚えやすく、呼びやすい愛称にするとともに、鹿島アントラーズとメルカリが地域社会に対して一層深くコミットしていくという強い決意が込められています」とのことだ。

「茨城県立カシマサッカースタジアムは、Jリーグ開幕の1993年に日本初の本格的なサッカー専用スタジアムとして建設されました。クラブのホームスタジアム、地域のシンボルとして存在し、2002年のFIFAワールドカップ 韓国/日本では3試合、東京2020 第32回オリンピック競技大会では11試合が開催されました。2006年からは鹿島アントラーズが指定管理者となり、フットボールだけでなく地域社会に資するさまざまな事業を展開しております。

 今回のネーミングライツの取得を契機に、メルカリの各種サービスを活用したスタジアム体験の向上や、地域社会を巻き込んだスタジアムでのフリーマーケット実施など、メルカリグループがミッションに掲げる「あらゆる価値の循環」を体感いただけるさまざまな施策を推進していくとともに、メルカリ、茨城県、鹿島アントラーズが三位一体となって地域の発展に取り組んでいきます」
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 契約期間は3年間(2025年7月1日~2028年6月30日)、ネーミングライツ契約金額は1.5億円/年だ。小泉文明代表取締役社長は、クラブの公式サイトを通じて、次のようにコメントした。

「鹿島アントラーズがJリーグの舞台に立てたのは、カシマサッカースタジアムの建設という、まさに奇跡的な出来事があったからです。このスタジアムとともに、アントラーズは20個のタイトルを獲得し、その歴史に足跡を刻んできました。今後もクラブの伝統を守りつつも、さらなる変革が必要であると考えています。テクノロジーを活かした観戦環境における安心・安全性と利便性の追求を目指し、クラブに関わる全てのステークホルダーの方々や、今回ネーミングライツを取得するメルカリ社とも協力しながら、このスタジアムが地域にとって誇りであり続け、持続的に発展していくことに貢献していきたいと思っております」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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