「信じられない」「誇らしい」V戦士・遠藤航と“ベッカム”のユニホーム交換に海外脚光! 本人が経緯を説明「エンドウと話をしたんだ」

2025年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「忘れがたい素晴らしい経験」

ユニホーム交換が話題となった遠藤。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表MFと"ベッカム"のユニホーム交換が話題となっている。と言っても、かの有名なデイビッド・ベッカムではない。インドネシア代表のベッカム・プトラだ。

 日本代表は、6月10日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最終節でインドネシアと市立吹田サッカースタジアムで対戦。6-0の大勝を飾った。

 この試合に先発した遠藤航は試合後、相手のMFベッカム・プトラとシャツを交換した。リバプールの優勝メンバーと23歳の交流に、複数のインドネシアメディアが注目。そのなかのひとつ『tv1news.com』はこう伝えている。

「インドネシア代表と日本代表が対戦した後、ベッカム・プトラの名前が突如メディアの注目を集めた。結果はインドネシア代表にとって非常に残念なものだったが、ベッカム・プトラは忘れがたい素晴らしい経験を持ち帰った。日本代表キャプテンのエンドウとユニホームを交換するところがカメラに捉えられ、SNSやニュースレポートで話題になったのだ」

 同メディアは「エンドウの行為を称賛するネットユーザーが少なくなく、ベッカム・プトラが世界トップクラスのMFと直接交流できる貴重な機会を称えた」と続け、ベッカムのコメントを紹介している。

「試合中にエンドウと話をしたんだ。彼は僕に『君の名前は本当にベッカムなの?』と尋ねてきた。『はい、そうです。なぜ?』と答えたんだ」

 その会話の中で、試合後にユニホームを交換する約束をしたという。

【画像】ユニホーム交換をする遠藤航とベッカム
 同メディアは「このユニホーム交換の瞬間はインドネシアと海外のサッカーファンの間で話題になった。 ベッカム・プトラがエンドウクラスの選手から直接認められたことに、多くのネットユーザーが誇らしい気持ちになった」とし、こう続けている。

「エンドウのような世界トップクラスの選手とユニホームを交換するといった経験は、彼が成長し続けるための大きなモチベーションになるのは間違いない。 興味深いことに、この小さな瞬間は、インドネシアの若い選手たちが世界のサッカー選手から注目を集め始めていることの象徴であるようだ。 エンドウ選手との何気ない交流をきっかけに、インドネシアサッカーの質の高さがアジアの舞台で徐々に認められ始めていることに多くの人が気付いた」

「あるネットユーザーは、『ベッカム・プトラがフィールドでエンドウと出会い、会話を交わし、ユニホームを交換できたなんて信じられない。インドネシアの若い選手にとって本当に素晴らしいことだ』と、SNSに投稿した」

 プレミア王者でプレーする日本の主将は、スター選手だと考えられているのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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