ビッグセーブあり、PKで先制弾も。青森GK廣末陸が攻守に躍動! マリノスを2-0撃破、「相手より上回れた部分」とは?【天皇杯】

2025年06月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「めちゃめちゃホッとしています」と笑顔

PKで先制点を決めた廣末。正確なフィードで追加点も演出した。写真:滝川敏之

 獅子奮迅の活躍だ。

 JFLのラインメール青森は6月11日、天皇杯2回戦でJ1の横浜F・マリノスと対戦。2-0で快勝した。

 勝利の立役者は、GKの廣末陸。35分、ルイス・フェルナンドがエリア内でファウルを受け、これで得たPKでキッカーを務めると、冷静に沈めてみせる。

 さらに45+1分には、高精度のロングフィードを右サイドの佐久間駿希に届け、佐久間のアシストからL・フェルナンドが追加点を挙げた。

 開始早々には相手の決定的なシュートをビッグセーブするなど、攻守両面でハイパフォーマンスを披露した廣末が、試合後のフラッシュインタビューに対応。心境を問われると、「めちゃめちゃホッとしています」と笑顔を見せる。

「自分たちがやってきたことに自信もありましたし、しっかりそれを発揮できれば、勝てると思っていた。チームみんなで、良い雰囲気で、試合の入りから良いプレーができて、勝てたことに非常にホッとしています」
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 PKでの先制弾については、「練習からPKはチームでやっていることなので、冷静に決められて良かった」と振り返る。「前半の入りから、苦しい時間が続きましたけど、味方がしっかり身体を張って、あのPKというワンチャンスを作ってくれたことに感謝して、絶対に外せないなという気持ちで蹴りました」。

 J1の名門を相手に、無失点に抑えた。26歳の守護神は「試合を通して、ミスのあとの切り替えだったり、攻から守もそうですし、守から攻に関しても、非常に良い切り替えができて、相手より多少、上回れた部分があった。それがゲームを優位に進められたところかな」と胸を張る。

 今後に向けては、「まだ1つ勝っただけなので、ここからまたさらに、もっともっと上に行けるように今から良い準備をして、臨めたらなと思います」と表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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