６月５日に開催された北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第９戦で、森保一監督が率いる日本代表はオーストラリア代表と敵地で対戦。０－１で敗れて今予選初黒星を喫した。

　すでにW杯本大会出場を決めている森保ジャパンは、大幅にスタメンを入れ替え、フレッシュなメンバーでこの試合に臨んだなか、立ち上がりから主導権を握る。28分に鈴木唯人、37分に平河悠が際どいシュートを放つなど、いくつかチャンスを作ったがゴールは奪えず、スコアレスで前半を終える。

　後半もボールを握って試合を進めるも、ゴールが遠い。すると90分に自陣でのミスからボールを奪われ、最後はアジズ・ベヒッチに決勝ゴールを奪われた。
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　試合後、日本通で知られるブラジル人のティアゴ・ボンテンポ記者が自身のXで、この一戦に出場した森保ジャパンの選手たちを採点。先発したDF関根大輝、DF渡辺剛、MF 平河悠、MF藤田譲瑠チマの４人にチーム最高点となる「6.5点」を与えて、それぞれ次のように評している。

関根
「新人でありながら安定したプレーを見せ、ほとんどの競り合いに勝利した」

渡辺
「自陣でパスミスを犯して驚かせたが、全体的に常に良いポジションを取り、すべての競り合いに勝った。相手のプレーを読み切っていた」

平河
「好パフォーマンスを見せた。ほとんどのパスを正確に繋ぎ、ドリブルを仕掛けてファウルを誘発。遠距離からのミドルシュートで脅威を与えた」

藤田
「この試合の日本代表の中で最も活躍した選手。ピッチ上で存在感を示し、ゲームの読みが良く、攻撃の起点となる良いパスを連発した。近い将来、スタメンに定着する可能性を秘めている」

　なお、ボンテンポ記者による日本選手の採点は以下のとおり。

6.5点、関根大輝、渡辺剛、平河悠、藤田譲瑠チマ
6.0点、町田浩樹、佐野海舟、俵積田晃太、鈴木唯人、中村敬斗、高井幸大
5.5点、谷晃生、鎌田大地、大橋祐紀、瀬古歩夢、久保建英、町野修斗

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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