日本代表は６月５日、北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選で、オーストラリア代表と敵地パースで対戦。０－１で敗れ、今予選初黒星を喫した。

　すでに大幅にW杯出場を決めている日本は、招集メンバーを大幅に入れ替え、先発もフレッシュな面々に。GKは谷晃生、３CBは右から関根大輝、渡辺剛、町田浩樹、ダブルボランチは佐野海舟と藤田譲瑠チマ、右ウイングバックは平河悠、左は俵積田晃太、シャドーは鈴木唯人と鎌田大地、センターフォワードは大橋祐紀が務めた。

　顔触れががらっと変わったものの、圧倒的に主導権を握り、猛攻。しかし、決定打は打てずにいると、90分にアジズ・ベヒッチにワンチャンスをモノにされ、失点した。

　日本にとっては悔しい結果となった一方、W杯出場に大きく近付いたオーストラリア側は狂喜乱舞だ。同国メディア『Daily Telegraph』は天敵撃破を次のように伝えている。
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「サッカルーズの最初の89分間の精彩を欠いたプレーは、ライリー・マクグリの素晴らしいプレーとアジズ・ベヒッチの決定的なゴールにより、オーストラリアのW杯出場を決定づけたことで、人々の記憶から消え去るだろう。

　オーストラリアは16年間日本を破っていなかった。ティム・ケイヒルが最後にサムライブルーを破った際に２得点を挙げた。この試合はそれとは程遠かったが、ファンは気にしないだろう。なぜなら、その対戦記録には『オーストラリア 1 ―０ 日本』と記されるからだ。日本は2021年10月以来、W杯予選で初めて敗北を喫した」

『Daily Telegraph』はまた、34歳のDFが得点した際には「GOAL! Behiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiich Oh my goodness!」と報道。とにかく上機嫌だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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