「日本人スターに注目」涙の2部降格から1日…24歳日本代表に今季2位のフランス名門が関心と現地報道! 指揮官は“三笘の恩師”「ある人の不幸は別の人間の利益となる」

2025年05月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いくつかの逸材を失う可能性もある」

チームの降格により、中村の争奪戦が勃発するかもしれない。(C)Getty Images

 伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するスタッド・ドゥ・ランスは、現地5月29日に開催された2部メスとの昇降格プレーオフに1-3で敗戦。2戦合計2-4でまさかの2部降格となった。

 これにより、有望な選手の大量流失は避けられない。今季のリーグ・アンで、MFながらチーム最多の11ゴールを挙げた中村は、それこそ引く手あまただろう。実際、ピッチに座り込んで涙を流した試合の翌日、今シーズンに2位になった名門マルセイユからの関心を複数のフランスメディアが伝えた。

 その中の一つである『FOOT SUR7』は「オリンピック・マルセイユの移籍市場。1000万ユーロ!日本のセンセーション、契約に近づく」と見出しを打ち、次のように報じた。

「来たる夏の移籍期間に向けて、マルセイユはある日本人スター選手に注目している。クラブのフットボール・ディレクター、メディ・ベナティアはこの案件を注視している」

 同メディアは、「ある人の不幸は別の人間の利益となる。OMはスタッド・ドゥ・ランスの降格を利用して、次の夏の移籍期間中に戦力を剥奪したいと考えている。降格の悲しみに加え、シャンパーニュ地方のクラブは今夏、いくつかの逸材を失う可能性もある」と続けた。

「クラブが給与支出を削減できるようにするため、何人かの選手がランスを去らなければならない。多才な日本人ウインガー、ナカムラは退団の可能性がある。彼は今シーズンの素晴らしいパフォーマンスにより、多くのヨーロッパのチームの関心を集めている」

【動画】伊東純也は茫然、中村敬斗は涙…S・ランスがまさかの2部降格
 記事によれば、マルセイユは、来シーズンのチャンピオンズリーグで好成績を収め、リーグ・アンのタイトル獲得を目ざすために新たなアタッカーを探しており、この24歳のロフィールは興味を持っているという。

「マルセイユのロベルト・デ・ゼルビ監督は、昨冬の移籍期間中にすでに中村敬斗について言及していた。クラブは注意を払っており、今後数週間のうちに行動を起こす可能性がある。S・ランスと2028年まで契約しているナカムラの移籍金は、トランスファーマルクトによると1000万ユーロと推定されている」

 ブライトン時代に三笘を重用したイタリア人指揮官が、また日本人アタッカーを指導するのか。今後の動きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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