「苦しいシーズン。自分のパフォーマンスには全く満足していない」日本代表DFが悲願のベルギーリーグ制覇後に吐露。110年ぶり→90年ぶり

2025年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

レギュラーシーズン3位から逆転

ユニオンSG4年目でついにリーグタイトルを手にした町田。(C)Getty Images

 町田浩樹がベルギーで2つ目のメジャータイトルを掴んだ。前回は110年ぶりのカップ戦制覇、そして今回は90年ぶりのリーグ優勝だ。

 現地5月25日に開催されたベルギーリーグのプレーオフ1最終節で、町田を擁する首位のユニオン・サン=ジロワーズが、伊藤敦樹と渡辺剛が所属する6位のヘントとホームで対戦。町田のボールロストからカウンターを浴び、一度は同点に追いつかれたものの、3-1で快勝した。

 ユニオンSGはこの結果、レギュラーシーズン3位からの逆転で、リーグタイトルを手にした。三笘薫(現ブライトン)が鮮烈な海外デビューを果たした昇格1年目から、毎シーズン優勝争いをしながらプレーオフで失速し、2位、3位、2位と悔しさを味わってきたなか、悲願を成就させた。
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 今季を通してスタメンを担った27歳の日本代表DFは試合後、SNSを更新。高々とトロフィーを掲げる写真とともに、次のようなメッセージを発信した。

「苦しいシーズンでした。今季の自分のパフォーマンスには全く満足していません。それでもカップを掲げると全てが報われた気持ちになります。みんなおめでとう!みんなありがとう!」

 昨季はベルギーカップの決勝で自身がV弾を奪い、タイトル獲得を経験した。町田はその際もSNSで「ベルギーカップ優勝しました!チームにとって110年ぶりの優勝。数年前まで2部にいたチーム、そしてここ数年優勝争いをしながらもタイトルを逃してきたチームにとって大きな意味のある優勝でした。チームに関わる全ての人達の努力が報われた瞬間。みんなおめでとう」と思いを伝えていた。

 ただ、文の最後には「残り3試合、リーグ戦優勝に向けて頑張ります!」と綴りながら、結局リーグ優勝は叶わなかった。

 悔しさを胸に臨んだユニオンSG4年目。町田はついにベルギー王者の一員となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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