最下位マリノスの苦難は続く。泥沼の7連敗、11戦未勝利に。元横浜FMコンビ&大迫弾に屈し、神戸に1-2で敗れる

2025年05月21日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

キャプテン喜田のゴラッソで一度は追いつくも…

激しい戦いを繰り広げた横浜FMと神戸。写真:滝川敏之

 5月21日に開催されたJ1第13節で、最下位に沈む横浜F・マリノスと8位のヴィッセル神戸が、前者のホーム日産スタジアムで対戦した。

 開始2分、6連敗中で10戦未勝利の横浜FMにいきなり絶好機が到来。GK飯倉大樹のロングキックに反応した宮市亮が一気に裏に抜け出すが、ペナルティエリア左で放ったシュートは枠の外へ飛んでしまう。

 さらに13分には、永戸勝也が抑えの利いた鋭いボレーシュートを放つも、惜しくもクロスバーを叩く。

 迎えた19分、神戸が元マリノスコンビの連係で先制点を奪う。扇原貴宏からのパスをペナルティエリア内で上手く収めたエリキが押し込んだ。

 横浜FMは失点直後に痛いアクシデント。立ち上がりから存在感を示していた宮市が負傷し、交代を余儀なくされてしまう。

 暗雲が漂うも、43分にショートコーナーから、キャプテンの喜田拓也が渾身のミドルシュートを突き刺し、前半のうちに同点に追いつく。
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
 ただ後半に入って51分、扇原が蹴ったFKから大迫勇也がヘッドで叩き込み、2連覇中の王者が再び一歩前に出る。

 その後、なんとか連敗を止めたい横浜FMは、平日にもかかわらずゴール裏をびっしり埋めたホームサポーターの大声援を背に、必死に反撃を目ざす。だが、思うようにチャンスを作れず、このまま1-2でタイムアップの笛を聞いた。

 接戦を制した神戸が2連勝を果たした一方、横浜FMの連敗は7に伸び、11戦未勝利となった。今まで一度もJ2に落ちたことがない名門の苦難の日々は続く。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ"チアリーダー"を一挙紹介!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事