デンマークのブレンビーが５月20日、フライブルク（ドイツ）への移籍が決まったMF鈴木唯人のこれまでの活躍を称えた。

　現在23歳の鈴木は、2020年に市立船橋高から清水エスパルスに加入し、プロキャリアをスタート。23年１月にフランスのストラスブールに期限付き移籍し、同年7月に清水に復帰も、8月にブレンビーに移籍。日本代表では22年１月の国際親善試合で初招集され、2024年６月のミャンマー戦で後半開始から出場し、代表初出場を果たした。

　日本人MFの移籍にあたり、ブレンビーのフットボールディレクターであるベンジャミン・シュメデス氏は、クラブ公式サイトを通じて、「ユイトはクラブに加入して以来ずっと我々にとって素晴らしい存在だ。彼は常に一生懸命努力し、フィールド上で素晴らしいクオリティを発揮してきた」と称賛し、こう続けた。
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「フライブルクへの移籍は当​​然のものであり、我々は彼をより高いレベルに引き上げる手助けができたことを誇りに思う。ブンデスリーガへの移籍は、ブレンビーで才能ある選手が成長し、ヨーロッパの主要リーグに飛躍できる場所であることを改めて強く示すものとなる。ユイトの移籍はブレンビーの歴史上最大の移籍の一つであり、私たちはそれを誇りに思っています」

　また、この移籍の価値を次のように説明している。

「このような移籍はある日突然起こるものではない。これには共同の努力と選手の正しい姿勢が必要なので、この切り替えは長期にわたる努力の結果です。この変化は私たちが進んでいる道を認められたものだと私たちは捉えており、フライブルクのようなクラブが優秀な人材を探す際に私たちの方向に目を向けていることを嬉しく思っています」

　今シーズン、鈴木はチームの主力として12ゴール・６アシストを記録。ついにブンデスリーガへとステップアップを果たした23歳の新天地での活躍にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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