「正直、エンドウの投入が最大のプラス材料」三笘に苦戦も…遠藤航の右SB起用にリバプールファンが喝采した理由「唯一のハイライト」「スロット監督は分かっている」

2025年05月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スロットはメッセージを受け取ったようだ」

右SBに投入され、三笘とマッチアップした遠藤。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するリバプールは、5月19日に開催されたプレミアリーグの第37節で、三笘薫を擁するブライトンと敵地で対戦。途中出場の三笘に同点ゴールを許すなど、2度のリードを守りきれず、2-3で逆転負けを喫している。

 ベンチスタートとなった遠藤がピッチに送り出されたのは、三笘の鮮やかなボレーシュートで69分に追いつかれた8分後の77分。三笘対策で、コナー・ブラッドリーに代わって主戦場ではない右SBに投入された。

 三笘に引きつけられ、自分のサイドからのクロスで決勝点を献上してしまうなど対応に苦戦した印象だったが、リバプールファンは遠藤の右SB起用を喜んだようだ。そのおかげで、退団が決定しているアレクサンダー=アーノルドが出場しなかったからだ。

 リバプールの専門サイト『THIS IS ANFIELD』は「アレクサンダー=アーノルドは、リバプールがブライトンに2-3で敗れた試合で出場機会がなかったが、アルネ・スロット監督は、メッセージを理解し、効果的な交代を行なったようだ」と伝えた。
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 同メディアは、「最大の話題は後半終盤に訪れた。コナー・ブラッドリーが疲れてきたため、アルネ・スロット監督はエンドウを右SBのポジションに起用し、アレクサンダー=アーノルドをベンチに置いたままにした」と続け、X上のファンの声を紹介している。

「正直に言って、スロットがトレントの代わりにエンドウを投入したことがこの試合最大のプラス材料だった」
「唯一のハイライトはトレントが出場しなかったことだ」
「ブラッドリーに代わってエンドウが右サイドバックに入ったのは、TAAが彼のキャリアにおいてリバプールのピッチに再び立つことはないという兆しとなると期待したい。スロットはメッセージを受け取ったようだ」
「スロットがトレントをブライトンまで連れて行ってベンチに座らせた後、エンドウを右サイドバックで起用したのは正直面白い」
「アルネ・スロットは、トレントをピッチに立たせたくないというメッセージを受け取ったようだ」
「トレントの代わりにエンドウをRBに投入。アルネ・スロットは分かっている」
「この決定により、ファンはスロットがメッセージを受け取ったと確信した」
 

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