二桁得点は“一流の証”
欧州5大リーグで二桁得点を達成した(左から)中村、町野、堂安、三笘。(C)Getty Images
欧州5大リーグでサムライの二桁得点カルテットが誕生した。
過去に日本人がイングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスのいかずれのリーグでシーズン10点以上を記録したケースは、中田英寿氏(1998-99/ペルージャ)、高原直泰氏(2006-07/フランクフルト)、香川真司(2011-12/ドルトムント)、岡崎慎司氏(2013-14、14-15/マインツ)のみ。1年で4人はかつてない快挙である。
その歩みを振り返ってみると、まず中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス/11点)が達成。序盤で5試合連続ゴールを記録した24歳は、29節のRCランス戦で2ゴールを挙げ、一気に二桁得点を通過点とした。もっとも、S・ランスはまだ2部3位メスとの昇降格プレーオフ、パリ・サンジェルマンとのカップ戦ファイナルを残しており、さらなる活躍が求められる。
次いで町野修斗(キール/11点)。2部降格の憂き目に遭いながら、孤軍奮闘した伊賀市出身の忍者ストライカーは、31節のボルシアMG戦で2発を叩き込み、大台に乗せた。PKキッカーも務めており、信頼度の高さが窺える。
3人目は堂安律(フライブルク/10点)。チャンピオンズリーグ(CL)出場を懸けた最終(34)節のフランクフルト戦で先制点を奪い、滑り込みで決めた。ただ、チームはその後に失点を重ね、1-3で逆転負け。CL権を逃し、「自分の頭の中では二桁よりもチームの勝利を優先していた。正直、二桁ゴールはどうでもいい」と悔しそうにコメントした。
そして最後は三笘薫(ブライトン/10点)。37節のリバプール戦、遠藤航とのマッチアップが実現した大一番でマークした同点弾が10点目だ。シーズンを通して攻撃を牽引しているエースはさらに、決勝点をプレアシストし、王者撃破の立役者となった。
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過去に日本人がイングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスのいかずれのリーグでシーズン10点以上を記録したケースは、中田英寿氏(1998-99/ペルージャ)、高原直泰氏(2006-07/フランクフルト)、香川真司(2011-12/ドルトムント)、岡崎慎司氏(2013-14、14-15/マインツ)のみ。1年で4人はかつてない快挙である。
その歩みを振り返ってみると、まず中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス/11点)が達成。序盤で5試合連続ゴールを記録した24歳は、29節のRCランス戦で2ゴールを挙げ、一気に二桁得点を通過点とした。もっとも、S・ランスはまだ2部3位メスとの昇降格プレーオフ、パリ・サンジェルマンとのカップ戦ファイナルを残しており、さらなる活躍が求められる。
次いで町野修斗(キール/11点)。2部降格の憂き目に遭いながら、孤軍奮闘した伊賀市出身の忍者ストライカーは、31節のボルシアMG戦で2発を叩き込み、大台に乗せた。PKキッカーも務めており、信頼度の高さが窺える。
3人目は堂安律(フライブルク/10点)。チャンピオンズリーグ(CL)出場を懸けた最終(34)節のフランクフルト戦で先制点を奪い、滑り込みで決めた。ただ、チームはその後に失点を重ね、1-3で逆転負け。CL権を逃し、「自分の頭の中では二桁よりもチームの勝利を優先していた。正直、二桁ゴールはどうでもいい」と悔しそうにコメントした。
そして最後は三笘薫(ブライトン/10点)。37節のリバプール戦、遠藤航とのマッチアップが実現した大一番でマークした同点弾が10点目だ。シーズンを通して攻撃を牽引しているエースはさらに、決勝点をプレアシストし、王者撃破の立役者となった。
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二桁得点は"一流の証"だ。これだけ達成者が現れた今、日本代表のメンバーは、数字上でも世界基準になったと言えるのではないか。
実際、日本代表を率いる森保一監督は先日、「日本サッカーの発展やレベルアップという意味では、評価が高い5大リーグ、難しいと言われるプレミアリーグで結果を出しているのは非常に素晴らしいこと。日本サッカーも、我々日本代表チームとしても、世界で戦う、勝っていく可能性を上げてくれる結果とレベルアップかなと思う」と考えを示していた。
注目すべきは、ゴールにより近いポジションでプレーしている町野を除き、中村、堂安、三笘はサイドアタッカーであることだ。指揮官は誇らしげに、こうも語っていた。
「サイドというか、いわゆる2列目の選手が、世界のトップ基準の中で輝いているのは、日本の特長の1つ。ただゲームを作る、起点になるだけではなくて、トップ基準の中で、5大リーグ、プレミアリーグの中で点を取れるようになってきている。選手たちの努力が1番大きいが、『日本サッカーも本当にレベルが上がった』と言えると思う」
「本当にレベルが上がった」森保ジャパンは北中米ワールドカップで新しい景色を目にできるか。その可能性を高めるべく、来夏の大舞台を前にした2025-26シーズンは、カルテット以上の大所帯となることを期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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注目すべきは、ゴールにより近いポジションでプレーしている町野を除き、中村、堂安、三笘はサイドアタッカーであることだ。指揮官は誇らしげに、こうも語っていた。
「サイドというか、いわゆる2列目の選手が、世界のトップ基準の中で輝いているのは、日本の特長の1つ。ただゲームを作る、起点になるだけではなくて、トップ基準の中で、5大リーグ、プレミアリーグの中で点を取れるようになってきている。選手たちの努力が1番大きいが、『日本サッカーも本当にレベルが上がった』と言えると思う」
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