偉業達成の反響は相当大きい。

　現地時間５月19日に開催されたプレミアリーグ第37節で、三笘薫を擁するブライトンは、遠藤航が所属するリバプールとホームで対戦。３－２で逆転勝利を収めた。

　王者撃破の立役者となったのは、コンディションの問題でこの日もベンチスタートとなった三笘だ。１－２で迎えた65分に送り込まれると、直後の69分に左足で豪快に同点弾をマーク。日本人初となるプレミアリーグでのシーズン二桁得点を達成した。

　28歳の誕生日を翌日に控え、勢いに乗る日本代表MFはさらに85分、ジャック・ヒンシェルウッドの勝ち越し点をプレアシスト。スーパーサブとして、クローザーの遠藤も出場したリバプールに恐怖を与え続けた。

　この活躍を韓国メディアもこぞって報じるなか、『isplus』は「ソンより早い。ミトマがリーグ戦10ゴール、同点・逆転に関与。プレミアリーグ王者撃破」と題した記事を掲載。「ブライトンの反撃はミトマの投入から始まった」と伝えている。
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「日本代表のカオル・ミトマ（ブライトン）が、ソン・フンミン（トッテナム）よりも早くプレミアリーグ10点目を奪った。チームは王者リバプールを制圧した。シーズン終盤、ミトマはかかとの負傷で出場時間を減らしているが、自身が出場した直近４試合で３ゴールを決めている」

　韓国代表の主将ソン・フンミンは、今季はここまで７ゴールに留まっているとはいえ、トッテナム２年目から昨季まで８年連続で二桁得点をクリア。2021-22シーズンには23ゴールを挙げ、アジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いた。

　森保ジャパンのエースも継続して大台を超えられるか。さらなる大爆発に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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