「どうしたら、今さら久保にそう言えるのか?」退任するソシエダ指揮官の会見が物議!“下部組織出身者だけでプレー”を望む発言に地元紙記者が苦言!「彼の行動と大きく矛盾している」

2025年05月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いつかアスレティック・ビルバオのように…」

アルグアシル監督の発言が反響を呼んでいる。(C)Getty Images

 久保建英が所属するレアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督の発言が、物議を醸している。

 ソシエダの地元紙『EL DIARIO VASCO』によれば、今季限りでの退任が決定している指揮官は、ホーム最終戦となったジローナ戦(3-2)後の記者会見で、「いつかソシエダもアスレティック・ビルバオのように、下部組織出身の選手たちだけでプレーすることを決断してほしい」とコメントしたのだ。

 ソシエダは下部組織出身がトップチームで数多くプレーしているクラブとして知られているが、指揮官は"バスク純血主義"を貫くライバルのビルバオのように、地元の選手たちだけのチームを望んだのだ。

 選手時代もソシエダでプレーし、Bチームも指揮したアルグアシル監督ならではの発言とも言えるが、『EL DIARIO VASCO』の記者には不評だったようだ。同紙は「マイテ・ヒメネス記者の、アンヘル・ロペス記者の、ミゲル・ゴンサレス記者のはためらうことなく、この発言を残念なものだと捉えた」と伝えている。

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 アンヘル・ロペス記者は「イマノルはここ数週間、ピッチ上でも記者会見でも、的確な判断ができていない。今回の発言は、近年の彼の行動と大きく矛盾している。イマノルはユースの監督をやり、ユース出身の選手でもあり、レアル・ソシエダの監督としてクラブの哲学を推進し、維持しようと努めてきたが、必ずしも成功しているわけではない。ユースチームにとって最善の利益のために行動してきたわけでもない」と指摘した。

 ミゲル・ゴンサレス記者も「最も深刻なのは、育成選手と他から来た選手を区別していることだ。今になって、クボやブライス(・メンデス)に育成選手だけでプレーした方が良いと、どうして言えるのか?」と苦言を呈している。

 久保ら"他所から来た"選手の活躍がなければ、ここ数シーズンのソシエダの成功はなかった。現地の記者たちも、このタイミングであまりに不適切だと感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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