北欧での経験を経て、５大リーグへの復帰となるか。

　ドイツでの報道によると、堂安律が所属するフライブルクが、ブレンビーの鈴木唯人の獲得で合意に達したという。すでにメディカルチェックも済ませたと報じられている。

　鈴木は2023年１月にストラスブールにレンタル移籍。シーズン後、清水エスパルスに復帰したが、その後ブレンビーに完全移籍し、１年目に公式戦11ゴール・10アシストを記録した。

　移籍情報サイト『Transfermarkt』の市場価値は、加入前に100万ユーロ（約１億6000万円）にも満たなかったが、わずか半年で600万ユーロ（約９億6000万円）まで上昇。今季も鈴木はリーグ戦30試合で11ゴール・５アシストを記録し、公式戦で12ゴールをあげており、その市場価値は700万ユーロ（約11億2000万円）になっている。

『Sky』のフロリアン・プラッテンバーグ記者は、鈴木のフライブルク移籍が近日中に決まると伝えた。移籍金は700～800万ユーロ（約11億2000万～12億8000万円）とされている。

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　昨年、日本代表にも招集され、デビューを飾った23歳にとって飛躍の夏となるか注目だ。

　また、今季は５位と躍進したフライブルクは2027年までの契約を結んでいる堂安の去就が騒がしくなっているのも周知のとおり。国内の強豪ドルトムントやフランクフルトからの関心が伝えられ、今夏のステップアップの可能性が取りざたされている。

　堂安と入れ替わるかたちで鈴木がフライブルクに加わるのか。今季活躍した両選手のそれぞれのマーケットでの動きから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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