現役時代は東京ヴェルディやモンテディオ山形などで活躍し、現在はサッカーの"言語化"に定評のある人気解説者の林陵平氏が、TBS系列で放送されたサッカー専門番組「KICK OFF! J」に出演。鹿島アントラーズのFWチャヴリッチを称えた。

　鹿島は、17日に行なわれたJ１第17節で清水エスパルスとホームで対戦。１－０で勝利した。

　開始７分、４－２－３－１の右サイドハーフで先発したチャヴリッチがサイドを抉り、巧みな切り返しで相手をかわしてマイナスに折り返す。これに反応したFW鈴木優磨がダイレクトシュートでネットを揺らす。この得点が決勝点となった。

　林氏はまず鈴木について「入り切らずに、あえて待つ。待って自分でスペースを作って、よくしっかり流し込みましたね」とコメント。さらに、チャヴリッチのアシストを「完璧にチャヴった」という表現で解説する。
【動画】チャヴリッチ→鈴木、アントラーズの決勝弾！

「ランニングからこの切り返しをされると、相手は飛び込んでしまいます。スピードが上がった状態で切り返すと、チャヴリッチ自身も重力で転びそうにはなるのですけど、しっかり踏ん張りましたよね。踏ん張って鈴木優磨によく届けた。この流れは見事でした」

　そして「チャヴリッチが良いプレーをした時には、チャヴってというのを流行らせようとしている」とアピール。「鹿島ファンの皆さん、ぜひ使って」と話した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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