日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルのミケル・アルテタ監督が、来季への意気込み、今夏の方針を示した。

　アルテタ体制６年目の今季は、リバプールとプレミアリーグで優勝争いを繰り広げていたが、失速。リバプールに勝点差を広げられ、2003-04シーズン以来のリーグ制覇はまたしてもお預けに。また、チャンピオンズリーグ（CL）では準決勝敗退となった。

　英紙『Daily Mail』によれば、アルテタ監督は補強の重要性を強調。こう語った。

「明らかに選手が必要だ。選手が本当に不足している。そのうえ、契約を終える４、５人の選手が去り、レンタルが終了する選手もいる。私たちには、鋭さが必要だ」
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「この先の夏がどれほど大きなものか」問われ、「上の者がやるべきことをやるようにする」と答えたアルテタ監督はまた、来季のタイトル獲得に「全てを捧げる」と誓った。

「私が約束できるのは『ベストを尽くす』だ。ここで人生を捧げる。全てを捧げる。ベストを尽くすために、全ての人の１滴まで搾り取る。でも（タイトルを獲得する）約束？それはできない。『来シーズン、プレミアリーグかチャンピオンズリーグで優勝する』なんて約束する監督はいないよ」

『Daily Mail』は43歳のスペイン人指揮官の発言を受け、「少なくとも４、５人の選手が今季限りで退団すると認めた。その中には、ブラジルのフラメンゴに加入するジョルジーニョ、セルティックに行くキーラン・ティアニーも含まれている。レンタルで加入中のネトとラヒーム・スターリングも去り、オレクサンドル・ジンチェンコも退団する見込みだ」と伝えた。

　少なからず選手の入れ替えがあるようだ。怪我で今季１試合（６分）の出場に留まっている冨安の去就にも注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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