「見ていたのは自分だけ」イタリア代表レジェンドが英雄ジダンの“頭突き事件”を回顧「あの瞬間は自分がVARだったんだ」

2025年05月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「テレビで見直されたんだ」

頭突きを受けて倒れ込んだマテラッツィを睨みつけるジダン(左奥)。 (C) Getty Images

 元イタリア代表GKのジャンルイジ・ブッフォン氏が、伝説の"頭突き事件"を回想した。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が伝えている。

 イタリア代表は、世界一に輝いた2006年ドイツ・ワールドカップの決勝でフランスと対戦。その一戦で、DFマルコ・マテラッツィに頭突きを見舞ったフランスの英雄ジネディーヌ・ジダンが退場となったのは、サッカー史に残るエピソードだ。

 当時を振り返り、ブッフォン氏は「あの瞬間は自分がVARだったんだ」と話した。
【動画】英雄がまさか!全世界を騒然とさせたジダンの頭突き
「ああやって自分が走ってリアクションしたことで、審判たちは何かがあったと気づいたんだ。彼らは言わないだろうけど、テレビで見直されたんだ。見ていたのは自分だけだった」

 まだVARが導入されていない時代。もし、守護神が頭突きをアピールしてなければ...歴史は変わっていただろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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