現地５月17日に開催されたブンデスリーガ最終節で、堂安律を擁する４位のフライブルクが、３位のフランクフルトとホームで対戦し、１－３で敗戦｡５位でのフィニッシュとなり、クラブ史上初のチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得を逃した。

　それでも、この一戦に先発した堂安はスコアレスの27分、敵陣ペナルティエリア内でフィリップ・リーンハルトのロングスローをマティアス・ギンターが頭で繋いだボールに反応。左足で鮮やかなダイレクトボレーを叩き込んで、先制点を奪った。

　これで今季ブンデス10ゴール目。５大リーグでは日本人７人目となるシーズン二桁得点を達成した。
【動画】堂安律がブンデス二桁得点達成！ 左足のダイレクトボレー弾

　今季好パフォーマンスを続けた日本人レフティは、ドイツの強豪であるドルトムントやフランクフルトからの関心が報じられているなか、フライブルクの地元メディア『Badische Zeitung』のインタビューで、試合後に自身の去就について述べた。

「正直なところ、まだ決めていない。もちろん、今後のことについては考えているが、現時点では何も決めていない」

　また、フライブルクへの愛も口にしている。

「ヨーロッパのどのクラブでも経験したことがない。街に出てファンに会っても、彼らはいつも僕に好意的で、たくさんの愛情を注いでくれる。今日の試合でも再び感じた。ここは本当に居心地が良い」

　果たして堂安はどんな決断を下すのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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