「本当に安い金額だった」前園真聖、31歳。セルビアで引退を決断「ここでやる意味はどれだけあるかと考えた」

2025年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

OFKベオグラードから提示された年俸は350万円

前園氏が引退の経緯を明かした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表MFの前園真聖氏が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで現役引退時を振り返った。

 横浜フリューゲルスやヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)、ブラジルや韓国のクラブなどでプレーした前園氏は、31歳の時に欧州移籍を目ざしていた。

 ドイツのブレーメンでテストを受けたが、契約には至らず。その後、セルビアのOFKベオグラードでは加入目前まで話が進んだ。

「僕はその時、31歳。若い選手を取って売るチームだから『その年齢の選手は取らないけど、この金額だったらいいよ』と言われて。本当に安い金額だった」
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 提示された年俸は350万円。同国のツルべナ・ズべズダにもアプローチしていたが、そちらでは「契約できない」と告げられる。OFKベオグラードでプレーするか否か。前園氏は当時の心境を、こう回想する。

「自分のキャリアで、32歳になる年で、この契約で、ここでやる意味はどれだけあるかと考えた。たぶん本当に行きたかったら、即結していると思うんですよ、お金に関係なく」

 そして「それだったら、次の道に行こうということで、そこで決めました」と引退を決意した。

 稀代のドリブラーは、欧州の地でスパイクを脱ぐ決断をしていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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