「彼から学んだ」“快挙達成”目前!ブンデス6位で全試合先発の日本人MFはなぜ独サッカーに即フィットできたのか 「なければ、何も成し遂げられなかった」と強調したのは…

2025年05月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「たくさん走るのは良いことだけど…」

ドイツで躍動を続けている佐野。(C)Getty Images

 ブンデスリーガで6位と躍進しているマインツで全試合スタメン出場を続けているMF佐野海舟が、クラブ公式のインタビューで今シーズンを振り返っている。

 初の海外挑戦で、なぜドイツのサッカーにすぐフィットできたのか。佐野は、ダブルボランチでコンビを組むドイツ代表MFナディーム・アミリに感謝の言葉を述べた。

「ナディームは大いに助けてくれた。彼から多くのことを学び、多くのことを観察することができた。その結果、チームワークが向上したんだ」

 24歳は「本当にみんなが助けてくれた」と、周囲のサポートを強調する。

「コーチ陣、チームメイト、そしてクラブ全体から得た信頼がなければ、何も成し遂げられなかった。本当に感謝している」

 そのうえで、「毎週成長しようと努力し、練習でも試合でも、チームの成功にどう貢献できるかを常に考えている。それが僕のパフォーマンス向上と、今シーズンのようなプレーを可能にしているんだ」と活躍の理由を明かしている。

「ブンデスリーガで活躍できると信じていた。こうして結果が出たのは、日々の努力を怠らなかったからだと思う。とはいえ、まだまだ改善の余地があるし、もっと成長すべき点もある」

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 改善点とは何か。具体的には"走りの質"を挙げている。

「たくさん走るのは良いことだけど、重要なのは質だ。何よりも、必要な距離を走り、無駄走りはしたくないと思っているんだ」

 快進撃の原動力のひとりとなっているダイナモは、「ここにいる選手は皆、武器を持っている。僕も、『佐野海舟』という名前を聞いて誰もが思い浮かべるようなスキルを磨き続けたい」とさらなる飛躍を誓った。

 ブンデスリーガは残り1試合。1年目で全試合スタメンという快挙の達成は、ほぼ間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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