15試合で失点わずか6! 自慢の堅守でJ2上位に絡む徳島、懸念材料を挙げるなら? 断トツの“イエロー”は減らしたい

2025年05月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

被枠内シュートは最少の数字

開幕からゴールマウスを守り続ける守護神の田中(写真は24年時)。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 J1自動昇格枠は上位2チームの2つ。3位から6位の4チームが昇格プレーオフに出場できる。J2の"トップ6"で、15節終了時点で首位に立つのは勝点35の千葉。同30で2位の大宮から6位の徳島までは5ポイント差で混戦模様に。

 僅差の5チームの中で特筆すべきデータを誇るのが徳島だ。15試合で失点は最少の6。クリーンシートは最多の9試合だ。

 Jリーグが公式サイトで公表している各種スタッツで、徳島の被シュート総数はリーグ15位タイの162本。それを"枠内"に絞れば最少の36本。相手のシュート精度も関係しているかもしれないが、際どいシーンを作らせない効果的な守備も影響しているのだろう。
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 守備的なアクションで際立つのはタックルで、その総数は2位の308回。身体を張ったディフェンスでピンチを未然に防いでいるが、懸念点はファウルの数。これはリーグトップの187回で、警告数も断トツの29回だ。

 累積による出場停止で主力を欠けば、熾烈な上位争いでマイナスに影響する可能性もある。アグレッシブさは失わず、よりクリーンなプレーが鍵を握りそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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