現地時間５月13日に開催されたラ・リーガの第36節で、久保建英が所属する12位のレアル・ソシエダが、６ポイント差で欧州カップ戦出場権を争う７位のセルタとホームで対戦した。

　久保が４－３－３の右ウイングで先発したソシエダは、開始３分にいきなりピンチを招くも、ボルハ・イグレシアスのシュートミスに助けられる。

　ここ３試合無得点のホームチームはなかなかチャンスが作り出せない。22分、セットプレーの流れで左サイドにいた久保が仕掛けてグラウンダーのクロスを送り込むが、味方と合わない。

　迎えた44分、カウンターから裏抜けを許すと、アルフォン・ゴンサレスのシュートをGKレミロが一度は止めたものの、跳ね返りを押し込まれて先制を許す。

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　後半に入って59分、右SBトラオレのクロスをマリンが捉えるも、シュートはGKグアイタにキャッチされる。

　65分には、左サイドからのクロスにオジャルサバルがヘッド。これはクロスバーに直撃し、こぼれ球を詰めたスビメンディのシュートもDFにブロックされる。

　流れが出てきたソシエダは70分、マリンがヘッドで狙うもグアイタの好守に阻まれる。

　頼みの久保も徐々にドリブルで仕掛けるシーンが出てきて、87分にはボールキープからファーサイドにクロス。ここからチャンスが訪れるも、入ったばかりのマリエスクレーナが決めきれない。

　最後まで１点が遠かったソシエダは、このまま０－１で敗戦。泥沼の６戦未勝利で、欧州カップ戦出場がさらに遠のいた。

　フル出場した久保は執拗なマークに苛立ちを隠せず、相手選手と口論をする場面もあった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
    
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