2位が“定位置”のアルテタ体制は存続危機? リバプールOBが条件を提示。監督交代はリスクも「チェルシーになる可能性がある」

2025年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「間違いない」

2019年12月からアーセナルを率いているアルテタ監督。リバプール戦では屈辱的なバナーが掲げられた。(C)Getty Images

 ミケル・アルテタ体制は、終わりに近付いているのだろうか。

 直近2年連続でプレミアリーグ2位のアーセナルは、アルテタ監督が率いて6年目の今季も悲願成就ならず。リバプールに優勝を許し、もはや定位置となりつつある2位につけている。もっとも、2位以下は大混戦で、残り2試合の現時点でその座は決して約束されていない。

 世間の声に耳を傾ければ、アルテタ体制に終止符を打つべきだという意見も聞こえてくる。長期政権化し、マンネリ化が指摘されるなか、リバプールのレジェンドOBジェイミー・キャラガー氏は、存続の"条件"を提示した。

 英衛星放送『Sky Sports』によれば、47歳の元イングランド代表DFは、5月11日に行なわれたリバプール対アーセナル(2-2)戦後、次のような考えを明かした。

「来シーズンは、何か大きなものを勝ち取るという意味で、ミケル・アルテタに大きなプレッシャーがかかることは間違いない。もしそれができなかったら、アーセナルの役員会は大きな問題を抱える羽目になるだろう。彼らは決して監督を変えたくないからね。しかし、多くの人が『5年も6年もトロフィーがない』と言い、次のステップに進める監督が何人いるかに注目するだろう」
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 監督交代は当然、リスクがある。キャラガー氏はさらにこうも語った。

「アーセナルは簡単に今のチェルシーのようになる可能性がある。毎年2位で終わるチームから、チャンピオンズリーグに出場できないチームになってしまうかもしれない」

 現体制で掴んだメインタイトルは、アルテタ監督が2019年12月に就任した直後に制したFAカップでのもののみ。求められるのはやはり、2003-04シーズン以来のプレミアリーグ制覇だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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