５月10日に開催されたプレミアリーグ第36節のアーセナル戦（２－２）で、今季限りでの退団を発表しているリバプールのトレント・アレクサンダー＝アーノルドが、悲しい仕打ちを受けた。

　レアル・マドリー移籍が濃厚視されているイングランド代表DFが67分から途中出場すると、一部の味方サポーターからブーイングを浴びせられたのだ。

　英衛星放送『Sky Sports』によると、チームメイトのアンドリュー・ロバートソンは、「気持ちのいいものじゃない」と悲しんだ。

「でも、人にどう感じるかを言うことはできない。僕はそう感じたけど、ほかの誰にも、どう感じろなんて言うことはできないよ」

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　スコットランド代表DFは「良い友人を失うのは残念だ。素晴らしい選手であり、素晴らしい人物なんだ。彼はずっと僕を後押ししてくれ、より良い選手にしてくれた。彼のレガシーはずっと残る。このクラブのためにとても多くをしてくれた」と続けた。

「サッカー界最高の友人のひとりとして、彼のことが恋しくなるだろう。僕らはすべて一緒に成し遂げてきたんだ。彼こそが僕を知らなかったレベルに引き上げてくれた。トレントにとって、簡単な決断じゃなかっただろうけど、彼はそう決めたんだ」

　31歳の名手は、左右のサイドバックとして、長らくリバプールの最終ラインを支えてきた盟友との別れを惜しんだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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