現地時間５月11日に開催されたプレミアリーグ第36節で、鎌田大地が所属する勝点46で12位のクリスタル・パレスが、同38で16位のトッテナムと敵地で対戦。最近は先発が続いていた鎌田は、公式戦４試合ぶりにベンチスタートとなった。

　パレスはFAカップで決勝まで進んだ一方、リーグ戦では現在５試合未勝利（３分２敗）。いまひとつ調子が上がらないなか、開始８分でサールがネットを揺らすが、オフサイドで得点は取り消しになる。

　25分にはCKの流れから決定機が到来。マテタがゴール至近距離からシュートを放つも、GKキンスキーに阻まれる。

　さらに43分には、CKからラクロワがヘッドで押し込むが、チームメイトのゲイの手に当たっていたとして、またもやノーゴールとなる。

　それでも45＋１分、右サイドを突破したムニョスから、フリーでラストパスを受けたエゼが難なく流し込み、ようやく先制する。
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　１－０で折り返すと、後半開始直後の48分にエゼが再びゴールを奪い、リードを広げる。

　より厳しい展開となったホームチームは、58分にソン・フンミンを投入。怪我明けの韓国代表キャプテンは、１か月ぶりの復帰となった。

　対するアウェーチームは60分に３枚替え。鎌田、エンケティア、チルウェルを一気に送り込む。

　すると、80分にペナルティエリア左から鎌田がファーに向けてクロス。エンケティアがヘディングシュートを放つが、枠には飛ばず。いまだプレミアリーグで得点もアシストもない日本代表MFにとって、初アシストとはならない。

　このまま２－０でタイムアップ。パレスが頼れる10番の２発で快勝し、６試合ぶりに勝点３を積み上げた。

　今季は残り３試合。17日にマンチェスター・シティとFAカップ決勝を戦った後、20日にウォルバーハンプトン、25日に王者リバプールとリーグ戦で相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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