現地５月11日に開催されたプレミアリーグ第36節で、遠藤航が所属するリバプールは冨安健洋が故障離脱中のアーセナルとホームで対戦した。
 
　すでにリーグ優勝を決めているリバプールは、前節のチェルシー戦（１－３）で今季プレミア初先発を飾った遠藤がベンチスタートとなったなか、開始早々にいきなりピンチを迎える。３分、セットプレーから自陣ゴール前でフリーになったサカに左足のシュートを浴びたが、ゴール右に外れた。
 
　その５分後には、敵陣ボックス内でボールを受けたサラーの横パスに反応したディアスがビッグチャンスを迎えるも、強烈なシュートはGKラヤに阻まれた。
 
　それでも20分、左サイドからのロバートソンのクロスにガクポが頭で合わせて先制点を奪取。その直後には、サラーのスルーパスに抜け出したソボスライの折り返しをディアスが押し込んであっという間に追加点を奪った。
 
　その後も攻め立てるホームチームは、いくつかチャンスを作ったが３点目は奪えず。このまま２－０で前半を終える。
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　迎えた後半、リバプールは劣勢の時間が続く。47分には右サイドを攻め込まれると、トロサールのクロスからマルチネッリにヘディングシュートを叩き込まれて、１点差に詰め寄られる。
 
　70分には自陣ボックス手前からウーデゴーに強烈なミドルを浴びるも、GKアリソンがファインセーブで阻止。しかし、ポストに当たった跳ね返りをメリーノに頭で押し込まれて同点とされる。
 
　79分にはアーセナルのメリーノが２枚目のイエローカードを受けて退場となり、リバプールは数的優位となるなか、84分にはカウンターからドリブルでゴール前まで持ち上がったジョッタが左足で狙うも、わずかにゴール左に外れる。

　さらに後半アディショナルタイムには、ゴール前の混戦からロバートソンがネットを揺らすも、コナテがファウルを取られて得点は認められなかった。
 
　このまま２－２で終了し、２点差を追いつかれたリバプールは、優勝決定後の２試合で勝利なしとなった。次節は19日に三笘薫を擁するブライトンと敵地で激突する。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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