昇格から1年で2部降格…今季ブンデス11Gの日本代表FWが思いを明かす。サポーターへ約束「ラスト1試合、何が何でも」

2025年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

感謝の思いを胸にドルトムントの本拠地へ

ブンデスリーガで結果を残している町野。(C)Getty Images

 現地時間5月10日に開催されたブンデスリーガ第33節で、町野修斗が所属する17位のホルシュタイン・キールが、堂安律を擁するフライブルクとホームで対戦した。

 日本代表2人が揃って先発したなか、キールは24分に先制に成功。自陣中央から敵陣中央まで持ち運んだ町野が、絶妙なスルーパスを送り込み、ラッセ・ローゼンブームが仕留めた。しかし、45+2分にロングスローの流れから被弾すると、58分にも失点。1-2で手痛い逆転負けを喫し、1試合を残して2部降格が決定した。
【動画】町野が圧巻のスルーパスで先制点をアシスト
 今季リーグ戦11ゴールを挙げている町野は試合後、『ABEMA』のインタビューに対応。「今は自分のことよりも、降格させてしまったことに申し訳なさを感じています」と伝えたうえで、今季最終戦となる敵地ドルトムント戦に向けて「ラスト1試合、何が何でも勝ちたい。サポーターの皆さんに、最後に勝って良い思いをしてもらいたいので、全力で準備して、全力で戦います」と意気込みを示した。

 前節は左足首を痛めて途中交代。町野は「メディカルの皆さんも僕が足首を治すために、本当に毎日全力で取り組んでくれた」とも口にした。

 昇格から1年での降格が決まってしまったものの、今季はまだ終わっていない。25歳の日本代表FWは感謝の思いを胸に、最後の最後まで全力でプレーする。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「2桁とって2部は可哀想」「個人残留してくれ」ドイツで11発の日本代表FWが失意の降格でSNS悲嘆…移籍を望む声続々「降格チームで11ゴールは普通にやばい。ステップアップ頼む」

【記事】「長袖のインナーを着てくれと」元日本代表MFが代表戦での"タトゥー隠し"を告白「たまたま着ていなかった時に点を決めて新聞に…」
 

次ページ【動画】町野が圧巻のアシスト ※投稿の白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事