「クロスに対する守備があまりにルーズ」元日本代表DFがJリーグの失点パターンに見解「全くマークになっていない」

2025年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームメイトのFWに聞くのもアリ」

近藤氏が失点シーンについて私見を綴った。写真:福冨倖希

「写真は全て失点シーンです」

 現役時代は柏や千葉、東京Vで活躍した元日本代表DFの近藤直也氏が5月9日、公式Xを更新。印を付けた4枚のキャプチャ画像を添付し、「最近Jリーグのゴールシーン(失点シーン)をよく見てますが、クロスに対する守備があまりにルーズだなという印象」と綴り、見解を述べた。

「センターバックやサイドバックの選手が自分の背後にマークする相手選手を置いていることが多いが、それでは全くマークになっていない。自分がFWだと仮定して、クロスに対して相手DFにどうマークされたらやりづらいのか嫌なのか、を追求してみるといいです」
【画像】クロスに対してどうマークする?「写真は全て失点シーンです」
 自身の経験から、次のように続ける。

「自分の場合、クロスが上がってくる瞬間に一度ショルダーチャージで体をぶつけられると走り込みたいスペースに自由に入れない、クロスに対して常に手で体を掴まれて密着されていると自分のタイミングで自由にヘディングができない、からすごくやりづらいです」

 さらに「チームメイトのFWにどんなディフェンスのやり方されると嫌なのかを聞くのもアリです。僕は現役時代に同僚FWのキタジさん(北嶋秀朗選手)にクロスに対しての守備でどんなDFの守備が嫌かを聞いてそれを実践していました」という。

 同僚の助言はひとつの改善策になるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ"チアリーダー"を一挙紹介!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
 

次ページ【画像】クロスに対してどうマークする?「写真は全て失点シーンです」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事