「マドリーが注目」「移籍を示唆」去就発言が物議の久保建英、リーガ王者へ復帰の可能性を現地報道!「ペレス会長は注意深く…」

2025年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今夏にチームを去る可能性がある」

今夏にソシエダを退団する可能性もある久保。(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英は、今夏の去就が注目されている。

 複数のビッグクラブからの関心が取り沙汰されるなか、先のアスレティック・ビルバオ戦の後、日本代表MFはこう発言した。
 
「今のところ契約は残っているし、ラ・レアルに残って、成長に貢献したいと思っている。でも、(退任が決定したイマノル・アルグアシル)監督と同じように、何が起こるか分からない」

 現地メディアが騒然となったこのコメントに、古巣である現リーガ王者のレアル・マドリーが反応したようだ。スペインメディア『ESTADIO DEPORTIVO』は「クボがフロレンティーノの注目を集める」と見出しを打ち、「この日本人選手の発言は、移籍の可能性を示唆しており、レアル・マドリーは警戒を強めている。同チームは、2027年までの優先権と売却益の50%を受け取る権利を持っている」と伝えた。

「クボの退団の可能性に関するコメントは、(マドリーの)フロレンティーノ・ペレス会長と、2019年夏に彼を獲得したチームであるレアル・マドリーの注目を集めている」

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 同メディアは、「(当時の)ジダン監督率いるレアル・マドリーでプレシーズンのトレーニングを終えたクボは、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへの一連のレンタル移籍を経て、最終的にレアル・マドリーが2027年まで5シーズンの優先権を保持し、レアル・ソシエダと契約した」と回想。22年夏にソシエダへ移籍する際、マドリーが結んだ契約について、こう説明を続けている。

「つまり、将来的にクボが売却される場合、マドリーが優先決定権を持ち、提示額に応じて最終的に日本人選手を獲得できる。さらに、将来の売却による譲渡益の50%を受け取ることになる」

 記事は「レアル・マドリーのペレス会長が、この日本人選手の将来がどうなるのかを非常に注意深く見守っているのは明らかだ。ソシエダはイマノル・アルグアシル監督がいなくなるため、彼は今夏にチームを去る可能性もある」と締め括っている。

 移籍金の半分をマドリーが受け取れるため、事実上移籍金の半額で買い取れる久保は、いわば超お買い得だ。また、他クラブに移籍すれば、現金が懐に入ることになる。いずれにしても、マドリーはこの23歳の動向に小さくない関心を持っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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