「優勝できた」「契約すべきだった」加入目前でリバプールを拒否したチェルシー戦士に痛烈揶揄!“代役”の遠藤航を花道で迎える屈辱的光景に現地脚光「笑いの種となった」

2025年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼のプロ意識と献身は輝きを放っている」

リバプールのV戦士を花道を作って称えたチェルシー。(C)Getty Images

 現地5月4日に開催されたプレミアリーグの第35節で、遠藤航が所属するリバプールはチェルシーと敵地で対戦し、1-3で敗れた。

 遠藤が今季のプレミアリーグで初先発を果たしたこの試合の入場の際、チェルシーの選手たちは花道(栄誉のガード)を作り、リーグ制覇を成し遂げたリバプールの選手たちを迎えた。その中には、23年夏にリバプール加入目前でチェルシーへ移籍した、モイセス・カイセドとロメオ・ラビアの姿もあった。

 海外の大手メディア『The Athletic』は、その2人の代役としてリバプールへ入団した遠藤が、花道で迎え入れられる光景に着目。「エンドウは"栄誉のガード"を受けるに値した(リバプールが彼より先に欲しいと思っていた2人の選手も含む)」と題した記事で、こう綴っている。

「エンドウが今シーズンのプレミアリーグ初先発を果たした状況は、リバプールサポーターにとって大きな笑いの種となった。アンフィールドのカルトヒーローが日曜日にスタンフォードブリッジのトンネルから出てくると、プレミアリーグ王者のために栄誉のガードを作るチェルシーの選手たちが彼を出迎えた」

「その中には、約2年前にエンドウがアンフィールドに移籍する際、意図せずして重要な役割を果たした才能あるMFが2人いた」

【画像】美女がずらり!真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える"タレント&モデルの妻たち"
 同メディアは、カイセドとラビアがリバプールを拒否してチェルシーを選んだ経緯に触れつつ、「選択肢が限られるなか、リバプールはブンデスリーガのシュツットガルトからエンドウを1600万ポンドという比較的控えめな移籍金で獲得した。ファンからすると当初は期待外れだった。しかし、彼は実に貴重な存在であることを証明した」と回想した。

 記事は、出番が激減した今シーズンの日本代表キャプテンについて、「自身の運命を嘆くどころか、アルネ・スロット監督の『フィニッシャー』の一人として認められることを喜んで受け入れた。リバプールの最終ラインを守り、接戦を乗り切るために投入され、個人的なフラストレーションを一切感じさせずに、常にチームを第一に考える。彼のプロ意識と献身は輝きを放っている」と称賛。チェルシー戦のパフォーマンスも高く評価した。
 

次ページ「いつものように誰も失望させなかった」

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事