プレミアリーグの強豪チェルシーが、日本人アタッカーを狙っているようだ。獲得が取り沙汰されているのはセルティックで公式戦33ゴール・12アシストと爆発している前田大然だ。

　英メディア『FOOTBALL FANCAST』は「ジャクソンより優れている。チェルシーはオシメーンを上回る得点力を持つ2500万ポンドの"怪物"を欲している」と題した記事で、現在のエースストライカーと日本代表FWを比較している。

　同メディアはまず、「チェルシーはここ数年、新たなストライカーの獲得に積極的に取り組んでおり、エンツォ・マレスカ監督のチームの前線に新たな要素を加えようとしていた。しかし、クラブ首脳陣は依然として、このイタリア人監督がピッチの最前線で必要とするスター選手を提供できていない。そのため、クラブはプレミアリーグのトップ５入りを逃す可能性がある」と指摘。ナポリからガラタサライへレンタルされているヴィクトル・オシメーンも新戦力候補だとしつつ、こう伝えている。

「TBRによると、セルティックのスター選手、ダイゼン・マエダとの契約の可能性については動きがあるという。報道によれば、27歳の彼は今シーズン、ブルーズから何度も視察されており、アーセナル、リバプール、トッテナムも獲得競争に参加しているという。また、この日本代表選手は2027年夏まで契約を結んでおり、スコットランドのチャンピオンは今夏の移籍金として2500万ポンド（約48億円）を要求していると報じられている」

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　記事は、チェルシーでCFの軸としてプレーし、今季のプレミアリーグで10ゴールを挙げているニコラス・ジャクソンを引き合いに出し、次のように綴った。

「ジャクソンは、2023年にスペインのビジャレアルからチェルシーに加入して以来、過去２年間、センターフォワードの第一候補となっている。セネガル代表の彼はブルーズでの76試合出場で31ゴールを記録している。しかし、すべてが順風満帆だったわけではなく、ここ数か月は怪我に苦しみ、その結果、しばらくは試合に出られず、マレスカには頼れるストライカーがいない状態になった」

「2024-25シーズンの全コンペティションを通じて12ゴールを記録しているにもかかわらず、監督は明らかに最終ラインでより決定力のある選択肢を求めており、セルティックの象徴であるマエダの獲得が噂されているのだ」

　そして、「チェルシーの2500万ポンドのターゲットがジャクソンよりも優れている理由」を綴っている。