「リーグ最高の補強だ」優勝に貢献した“日本人MVP”をOBが絶賛!プレミア昇格もステップアップ移籍を懸念「引き留めるのは大変」

2025年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もっと高いレベルでプレーしたいと望むかもしれない」

2部優勝に貢献した田中。(C)Getty Images

 昇格に貢献したインパクトは大きい。それだけに、賛辞が寄せられるのも、今後を懸念する声があがるのも当然だ。

 日本代表MFの田中碧は2024-25シーズン、ブンデスリーガ2(ドイツ2部)のデュッセルドルフからチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズに移籍。サッカーの母国で1年目ながら、チームのプレミアリーグ昇格に尽力した。

 10月にレギュラーの座を手にした田中は、以降も中盤で不動の存在として活躍。チャンピオンシップ優勝を果たしたリーズに欠かせない主力となった。5月4日には、選手が選ぶチームの年間MVPに選ばれたことも発表されている。

 リーズ専門サイト『Leeds United News』は同日、今シーズンのチームの「勝ち組」と「負け組」を選出。もちろん、田中は「勝ち組」に名を連ねた。

 同メディアは「いかにタナカが良かったかを表現するのに、これ以上多くの言葉や形容詞、賛辞は残っていない。イングランドでの1年目の出来から、ダニエル・ファルケ監督によるタイガー・タナカのニックネームは適切だ」と伝えている。

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 それだけに、田中に対する関心が騒がれるのも無理はない。Leeds United Newsは、OBスチュアート・ダラスが、去就を心配する発言をしたと報じた。

「今季のチャンピオンシップ最高の補強だ。とにかく素晴らしい。リーズが望むプレーにとって完璧だ。彼を引き留めるのは大変だろうと思う。クラブがどれだけ野心的でいようとするか次第だけど、巨額オファーが届けば、彼はもっと高いレベルでプレーしたいと望むかもしれない。これだけうまくやっているんだからね」

その活躍ぶりから、昇格にかかわらず、夏の去就が注目されると言われてきた田中。プレミア挑戦権は手に入れたが、オフシーズンに動きはあるのか。進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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