「彼は今週、ずっと日本にいたんだ」ダービーで1Aの前田大然は“超緊急出場”だった!指揮官が明かした驚きの事実「3人目の出産で帰国したが…」

2025年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「昨日がチームとの最初の練習だった」

日本からとんぼ帰りしてダービーに出場した前田。(C)Getty Images

 前田大然と旗手怜央が所属するセルティックは5月4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節のレンジャーズ戦で1-1と引き分けた。

 前半終了間際に先制を許すと、前田がアシストしたゴールで後半に追いついたものの、逆転には至らず。3月の対戦で敗れた雪辱を果たすことはできなかった。2025年になって、セルティックはダービーで勝っていない。

 フル出場した前田は、アディショナルタイムに決定機を迎えた。だが、並走していた味方にパスを出すことも、自らシュートまで持ち込むこともなく、相手守護神に阻まれて得点するには至らなかった。

 批判の声も出るなか、ブレンダン・ロジャーズ監督は日本代表FWを擁護した。出産の関係で日本に一時帰国し、チームと一度しか練習していないなかでの強行出場だったと明かしている。

【動画】前田大然の幸運なアシスト&批判された最終盤の決定機逸
『Daily Record』によると、指揮官は「少し大目に見なければいけない」と話した。

「彼は今週、ずっと日本にいたんだ。昨日がチームとの最初の練習だった。3人目の出産で帰国したが生まれず、戻ってきて試合に臨まなければいけなかった。相手守護神がうまくやった。ダイゼンがパスを出してフィニッシュできたかは分からない」

 いずれにしても、セルティックはすでにリーグ優勝を決めている。サポーターが前田に期待しているのは、目指す国内3冠に導いてくれることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「獲得すべきだ」久保でも三笘でもない!新王者リバプールに9G7Aの日本人アタッカーの補強を望む声!「素晴らしいMFだ」

【記事】「リバプール、アーセナル…」超争奪戦へ!47戦33発の日本代表FWになんと英10クラブが関心と現地報道! "ビッグ6"のうち4つが熱視線「48億円で移籍する可能性」


 

次ページ【動画】前田のアシスト(上)と批判された決定機逸(下)

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事