去就が注目されているボルシアMGのDF板倉滉が、田中碧の所属するリーズに移籍するかもしれない。

　２部で優勝し、プレミアリーグに昇格するリーズの専門メディア『LEEDS UNITED NEWS』は５月４日、「『信じられないほど速い』DFが突然新契約を拒否、リーズ・ユナイテッドでダニエル・ファルケ監督と再会」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。

「ファルケ監督は、前シーズンのシャルケへのローン移籍を経て、2022年にマンチェスター・シティからイタクラを完全移籍で獲得した際、ブンデスリーガのチーム（ボルシアMG）を率いていた。『スカイスポーツ・ドイツ』のフロリアン・プレッテンベルグ記者によると、イタクラは新たなスタートを望んでおり、契約延長には消極的だという」

「この日本人CBは移籍金が1000万～1500万ユーロ程度で獲得可能で、イングランドへの移籍を希望しており、リーズが関心を示している可能性がある。これはホワイトズにとっても納得のいく移籍となるだろう」

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　同メディアは「アナリストのハンス・クラアイ・ジュニア氏はイタクラを『信じられないほど速い』と評しており、現在のリーズにとって確実な補強となり、チームレベルを底上げする可能性を秘めた選手となるだろう。トップリーグでは、ハイラインでのスピード向上が切望されている」と主張。こう見立てている。

「リーズは今夏、何があっても少なくとも１人のCBを獲得する必要がある。この28歳のDFは、移籍金と実力を考えると、クラブが検討する選択肢の一つとなる可能性が高い。彼は移籍金に見合った価値があり、ファルケ監督もよく知る選手であるため、スムーズな移籍が期待できる」

　そして、「実力に見合った高額な移籍金でイングランドに渡る意思があり、その希望を叶えてくれる選手はそう多くないだろう。リーズは（同じくボルシアMGの）ヴァイグルのことはすっかり忘れ、イタクラを今夏の主力補強の一人として狙うべきだ」と獲得を推奨している。

「ファルケ監督と彼の関係はセールスポイントとなり得る。また、チームに同じ日本代表がいることも保証となるだろう。リーズがヒデマサ・モリタ（守田英正）を獲得するとの報道も出ており、今後、この動きがさらに加速する可能性がある」

　28歳のCBがイングランドへ渡るのか。大いに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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