「悔しい景色を目に焼き付けてきた」川崎期待の20歳MFがアジアでの経験を胸に成長誓う「サッカー人生の分岐点になった1か月だった」【ACLE】

2025年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もう一度この舞台に帰ってきたい」

川崎の大関がACLEを振り返った。(C)J.LEAGUE

 川崎フロンターレは現地5月3日、アジア・チャンピオンズリーグエリ―ト(ACLE)決勝でアル・アハリに0-2で敗戦。DAZNがYouTubeチャンネルで公開したインタビュー動画で、20歳のMF大関友翔が準優勝に終わった心境を語った。

 悲願のアジア制覇を目ざした川崎は、序盤、相手に主導権を握られる展開のなかでチャンスを得るも決め切れず。35分、42分と立て続けに失点。後半は攻勢を強めたが、最後まで1点が遠かった。

 この大一番に65分から途中出場し、積極的にボールを受けて攻撃にリズムを生み出すなど存在感を示した大関は試合後、こう悔しさを露わにした。

「ここに自分が立てて、優勝に貢献できなかった悔しさが、サッカー人生において必ず自分が上に行くための糧になると思う。糧にしないといけないと思うので、サポーターのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいですし、自分が必ずもう一回この舞台に連れてきて、サポーターのみなさんに優勝を味わわせたいと強く思いました」
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 アル・ナスルとの準決勝では先発出場を果たし、チームの2点目を挙げて3-2の勝利に貢献。大舞台でのプレーは自身にとっても大きな経験となったと語る。

「ポジティブな部分しかないと思いますし、自分にとって激動のというか、どんどん試合にも絡めましたし、そういった意味ではすごくサッカー人生の分岐点になった1か月だったかなと思います。ただこれにもちろん満足してないですし、今日の準優勝の悔しい気持ちも味わって、さらに一皮二皮もっと剥けて、チームの勝利に直結できるプレーができるプレーヤーになりたいと思います」

 決勝戦後、優勝で歓喜に沸く相手選手やサポーターの姿をしっかりと見つめた。「あの悔しい景色を目に焼き付けてきたので、それを今後のサッカー人生で1秒たりとも忘れずに、フロンターレの選手である限り、もう一度この舞台に帰ってきたい」と力強く述べた大関は、「この悔しい気持ちを持って日本に帰って、Jリーグでしっかりと自分の価値を示せるように頑張りたい」と気を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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