現地５月３日、アジア・チャンピオンズリーグエリ―ト（ACLE）の決勝がサウジアラビアで開催され、川崎フロンターレが地元の強豪アル・アハリと対戦。０－２で完敗を喫し、準優勝に終わった。

　35分にガレーノのスーパーなミドルシュートで先制を許した川崎は、42分にもフランク・ケシエのヘディング弾で失点。最後まで相手の堅い守備を崩せず、力負けした印象だ。

　この一戦の結果を、韓国メディアも報道。『MKスポーツ』は「東アジアのサプライズは起きなかった」と伝えた。

「アジア最強の座は、サウジアラビアのアル・アハリとなった。ヨーロッパのトップクラスの選手を多数擁する西アジア勢が、アジアの頂点に立ったのだ。クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルを破る番狂わせを演じた川崎に、圧倒的な攻撃力と堅い守備で勝利を収めた」

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「川崎は試合終盤までチャンスを掴み続けたが、決定機をものにすることはできなかった。アル・アハリは川崎の攻撃をブロックし、落ち着いたプレーで試合を終えた」

　また、『スターニュース』も「日本でもオイルパワーには勝てなかった。アル・アハリが川崎を制圧した」と報じている。

　ただ、他の東アジア勢３チームが準々決勝でサウジアラビア勢に完敗するなか、川崎の躍進が小さくないインパクトを与えたのもまた事実だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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