「エンドウは監督にとって夢の選手だ」遠藤航の加入は「幸せなアクシデント」だった!優勝への貢献を英紙が絶賛!「まったく無名の存在だったが…」

2025年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タイトル獲得という成功において貴重だった」

プレミア制覇に貢献した遠藤。(C)Getty Images

 チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は、5月4日に行われるプレミアリーグ第34節で、優勝を決めたリバプールをガード・オブ・オナーで称えると話した。

 この一戦で先発出場が期待されているのが、アルネ・スロット監督の下で出場機会に恵まれず、今季のリーグ戦で一度もスタメンに名を連ねていない遠藤航だ。

 2023年夏に加入した際、遠藤がリバプールのファーストチョイスでなかったことは周知のとおり。モイセス・カイセド、ロメオ・ラビアの獲得失敗を受けての移籍だった。だが、チェルシーを選んだカイセドとラビアが、遠藤をガード・オブ・オナーで出迎えることになり、「皮肉」との声も少なくない。

 英紙『The Independent』は5月2日、「エンドウはプレミアリーグのファンにとってまったく無名の存在だった。しかし、知っている者は、サプライズになり得ると見ていた」と報じている。

「ダン・オヘイガンは2023年8月に『ブンデスリーガで最も過小評価されているスターのひとり』と投稿した。『絶対的な走りのモンスターで、あれだけのエンジンはそうそう見ない。パスを無駄にすることがほとんどなく、天性のリーダーで、重要なゴールを決める。非常に月並みなシュツットガルトで卓越していた。リバプールの素晴らしい財産となるだろう』と。この評価は正しかった」

「粘り強くて途中出場でも全力を尽くし、ピッチでのパフォーマンスに加えて親しみやすく、謙虚な人柄。エンドウはリバプールですぐに力を証明し、ファンや評論家を納得させた。自分の出場時間よりもチームの成功が重要と何度も強調してきたエンドウに、エゴの問題はない。エンドウは監督にとって夢の選手だ」

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 さらに、同紙は「スロット体制では『フィニッシャー』として人気を博した」と続けている。

「今季のプレミアリーグでは出場17試合で、いずれもベンチスタートだった。そのすべてで、彼の仕事はシンプルだった。試合を締めくくり、結果につなげることだ。重要なポイントがかかっているときに、エンドウはリバプールの安全網となった。中盤を安定させ、勝利をもぎ取る力は、タイトル獲得という成功において貴重だった」

「出場機会の少なさからも、エンドウのインパクトは目覚ましい。加入時を振り返ると、幸せなアクシデントだったとしか表現できないだろう。2023年8月にリバプールの思いどおりに事が進んでいたら、エンドウのキャリアにこのチャプターは存在しなかったのだ」

 世界最高峰の舞台で頂点に立ったワールドクラスの強豪で、日本代表キャプテンは確かに貢献してきた。その重要性は、主将フィルジル・ファン・ダイクが残留を望むほどだ。「幸せなアクシデント」は、どのような結末につながるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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