なぜそこに? マンU32歳CBが右サイド完全攻略で先制点演出!主将&監督が絶賛「なんてウイングだ」「彼は良いウインガーだよ(笑)」

2025年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

プレミア14位マンU、リーガ4位ビルバオに3-0先勝

右サイドを攻略して、先制点を演出したマグワイア。(C)Getty Images

 クラシックなセンターバックが、キレキレの右ウイングに変貌した。

 現地時間5月1日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)準決勝の第1レグで、プレミアリーグ14位のマンチェスター・ユナイテッドは、ラ・リーガ4位のアスレティック・ビルバオと敵地で対戦。3-0で快勝し、決勝進出に大きく前進した。

 30分に先制点を演出したのは、3バックの中央で先発したハリー・マグワイアだ。32歳のイングランド代表DFは、ゴール前の右サイドでボールを持つと、寄せてくる相手に対して2度切り返したうえで、右足で絶妙なクロスを供給。これをマヌエル・ウガルテがニアですらし、最後はファーでフリーになったカゼミーロが、難なくヘッドで流し込んだ。
【動画】一体誰が予想できた?CBマグワイアが"ザ・右ウイング"プレアシスト
 思わぬパターンでの得点とあって驚きの声で溢れるなか、英公共放送『BBC』によれば、2ゴールを挙げた主将のブルーノ・フェルナンデスは、興奮気味にこう語った。

「なんてウイングなんだ!彼は自分の引き出しにそれがあることさえ知らなかったと思う。 ハリーは今、かなり自信に満ち溢れている。彼がプレーしている時、彼のポジションはより強くなっている。とても良いリーダーだよ。このまま調子を上げていってほしい」

 また、アモリム監督も「彼は良いウインガーだよ(笑)」と口にした。

 では、本人の手応えはどうか。マグワイアは次のように振り返った。

「気が付いたらポストの横で攻めていたんだ。(アレハンドロ・)ガルナチョからパスをもらい、ちょっとしたドリブルして、素晴らしいクロスを入れられた。ボックス内には多くの選手がいて、彼らは僕のクロスを信頼してくれていたに違いない。良い感じだったし、最後は素晴らしいヘディングシュートだった」

 新たなオプションを生み出したユナイテッド。優勝すればチャンピオンズリーグの出場権が手に入るELで、プレミアリーグでの低迷を吹き飛ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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