「衝撃の就任だ」まさか!W杯予選敗退危機のアジア王者がスペイン人監督を電撃解任! 後任に元マドリー指揮官を招聘で海外メディアは仰天!「ウェストハムでは悲惨だったが…」

2025年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

3勝1分け4敗でグループAの4位

プレーオフ行きを目ざしているカタール。(C)Getty Images

 カタールサッカー協会は5月1日、同国代表のルイス・ガルシア監督を解任し、かつてスペイン代表やレアル・マドリーを率いたフレン・ロペテギを新指揮官に招聘したと発表した。

 昨年のアジアカップで連覇を達成したカタール代表は、しかし北中米ワールドカップ・アジア最終予選で大苦戦。3月25日の第8節で、当時FIFAランキング107位のキルギスに1-3で敗れるなど、ここまで3勝1分け4敗でグループAの4位に沈んでいる。

 今予選でW杯出場権を得られる2位以内に入る可能性は消滅し、プレーオフに進む4位以内をキープすることが当面の目標となっている。

 第6節でUAEに0-5の惨敗を喫したのを受けて、昨年12月にティンティン・マルケス監督を解任したカタールは、コーチから昇格したルイス・ガルシアが3月シリーズの指揮を執ったなか、残り2試合で異例の監督再交代となった。

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 これを受けて、英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は「ロペテギ、衝撃の代表監督就任へ」と見出しを打ち、次のように伝えている。

「このスペイン人戦術家は、今シーズン序盤にひどい成績を残し、ウェストハムから解雇されて以来、仕事がなかった。ロペテギ監督はこれまで、ウォルバーハンプトンの監督時代にプレミアリーグで印象的な活躍を見せており、レアル・マドリーやスペイン代表でも大仕事をこなしてきた」

「国際舞台での躍進を目ざすカタールにとっては、良い人材となるかもしれないが、ロンドン・スタジアムでの悲惨な時代を経て、この58歳の監督が他のビッグクラブで仕事を見つけるのに苦労したのは不思議ではない」

 スペイン人同士の監督交代が果たして奏功するか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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