「ジョー・ペシ、ヒース・レジャー、アンソニー・ホプキンス、そして川崎」アル・ナスル撃破はハリウッド大作級!米メディアが唸る【ACLE】

2025年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

グッドフェローズ、ダークナイト、羊たちの沈黙、ACLE準決勝

川崎が悲願のアジア制覇に王手をかけた。(C)Getty Images

 現地時間4月30日にアジア・チャンピオンズエリート(ACLE)の準決勝が行なわれ、長谷部茂利監督が率いる川崎フロンターレが、クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルと敵地サウジアラビアで対戦。伊藤達哉、大関友翔、家長昭博が得点し、3-2で接戦を制した。

 川崎はクラブ史上初の決勝進出に歓喜し、C・ロナウドは夢半ばで敗れて涙を流したなか、アメリカの大手スポーツチャンネル『ESPN』が「クリスティアーノ・ロナウドとアル・ナスルが舞台後方へ。川崎フロンターレが脇役から主役に躍り出る」と題した記事を掲載。「ハリウッドで製作されたような結末であり、川崎が主役だった」と表現している。

「『グッドフェローズ』のジョー・ペシ、『ダークナイト』のヒース・レジャー、『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス、そして川崎フロンターレ。いずれも、大スターの箔をつけるために起用されながら、スポットライトをかっさらった脇役たちだ。川崎が戦前の予想に反し、サウジアラビアの強豪アル・ナスルを3-2で破り、初めて優勝決定戦に進んだ」
【動画】川崎の伊藤達哉がアル・ナスル戦で圧巻のダイレクトボレー弾!
 川崎は鬼木達前監督のもと、8年で7つのタイトルを獲得した一方、アジアでの最高成績はベスト8止まりだった。同メディアはその歩みにも触れ、「長い間、日本サッカーのスタンダードを築き上げてきた川崎が、ついにアジア頂上決戦に向かう」と伝えている。

「彼らは鬼木監督と共に4度のリーグ制覇、1度のJリーグカップ優勝、2度の天皇杯優勝と、国内レベルでは無類の強さを誇っていた。しかし、その間にアジア最高峰の大会でベスト8に進出できたのは、2017年の1度だけだった。その時は日本のライバルであり、最終的に優勝した浦和レッズ相手に、ファーストレグは3-1で制したものの、リターンマッチでは1-4で敗れた」

 アジア制覇まであと1勝。勢いそのままにアル・アハリも下し、長谷部体制1年目で悲願成就なるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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