「クボよりも優れている」久保建英の退団をソシエダは覚悟か。“驚き”の後釜候補を現地報道「興奮させる」

2025年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

「最も興味深い選手の一人」

移籍を希望しているとも報じられた久保。(C)Getty Images

 レアル・ソシエダの久保建英は、今夏の去就が注目されている。

 リバプール、トッテナム、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、バイエルンなど複数の強豪クラブからの関心が取り沙汰されるなか、イマノル・アルグアシル監督の退任が決定したのを受けて、移籍を希望しているとの現地報道も出ている。

 ソシエダもある程度、退団を覚悟しているのかもしれない。スペインメディア『GOL DIGITAL』は「彼はクボよりも優れているだろうし、フリーで加入する可能性もある。アノエタを興奮させるウインガー」と見出し打ち、後釜について報じている。

「クボはここ数シーズン、レアル・ソシエダの右サイドを守ってきたが、夏の移籍も選択肢の一つとなるだろう。アノエタで新しいプロジェクトが始まった。イマノル・アルグアシル監督とロベルト・オラベSDの退団はソシエダにとって転機となり、同チームは主力選手も失うことになる。マルティン・スビメンディはクラブを去る最有力候補の一人だが、クボは長年ヨーロッパの主要クラブの関心を集めてきたため、ファンはチームを去る可能性もあると見ている」

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 そう切り出した同メディアは、「もし彼の退団が最終的に実現すれば、ソシエダは右サイドに新たなウイングを必要とするだろう」と綴り、こう続けている。

「このポジションを強化するために加入する可能性のある選手は多数いるが、最も興味深い選手の一人はルーニー・バルドグジかもしれない。数年間、コペンハーゲンで輝きを放ってきた19歳のスウェーデン人ウインガーは、重傷により成長が止まってしまった。深刻な膝の怪我を克服し、最近フィールドに復帰した。このウインガーはコペンハーゲンのピッチで再び輝きを放っているが、彼の契約は今シーズン末で終了する。だからこそ、ソシエダのようなクラブにとっては大きなチャンスとなる」

「彼の負傷のため、ヨーロッパの主要クラブはすべて彼との契約に興味を示さなくなった。そのため、ソシエダのようなクラブは、バルドグジとの契約を真剣に検討する可能性がある。近年、ザハリャンやスチッチといった選手を獲得して東欧市場を開拓してきたことを考えると、さらにそう言えるだろう」
 

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