なぜ? 町田のオ・セフンが今季初弾も「苛立ちを感じています」。チームの勝利には満足「次に向けて準備しないといけない」

2025年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ニアで潰れてくれる選手がいたおかげ」

待ちに待った今季初ゴールを挙げたオ・セフン。写真:鈴木颯太朗

 待望の一発が飛び出した。

 FC町田ゼルビアは4月29日、J1第13節でセレッソ大阪と敵地で対戦。2-1で競り勝ち、連敗を3で止めた。

 チームを勢いづかせる先制弾はオ・セフン。ベンチスタートだった背番号90は、後半のスタートからピッチに立つと、49分、中山雄太のクロスをボックス内で収め、左足シュートでネットを揺らした。これが自身にとって今季初ゴールだ。

 26歳の韓国代表FWは、試合後のフラッシュインタビューで得点場面を次のように振り返る。

「ニアでしっかり潰れてくれる選手がいたおかげで、あそこで自分がフリーでいれました。そこで良いボールが来たので、落ち着いてトラップさえ決めれば、良いゴールが決まるなと思っていました」
【動画】待ってました! オ・セフン、ワントラップからの左足一閃で待望の今季初ゴール!
 チームに勝点3をもたらす活躍ぶり。ただ、その表情はどこか浮かない。

「初ゴールは嬉しいんですけど、2点目、追加点を決めることができないってことに、本当に自分に苛立ちを感じています。チームが勝ったことには満足していますし、次に向けてしっかり準備しないといけない」

 町田は78分にドレシェヴィッチがネットを揺らして2-0とする。終了間際に1点を返されたが、そのまま逃げ切った。

 最後にサポーターに向けて、オ・セフンは「遠く大阪の地まで応援に駆けつけてくれたことに感謝しています。ゴールが遅くなったことに申し訳なく思っています。これからしっかり準備して、またサポーターと一緒に喜びを分かち合いたい」とコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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