「批判は不当だった」酷評されてきた日本人MFが“聖地”で奮闘! サプライズ起用で決勝進出貢献に現地称賛!「眉をひそめる者も多かったが…」

2025年04月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「試合を通じて精力的だった」

FAカップ準決勝で奮闘した鎌田。(C)Getty Images

 初のイングランド挑戦は、難しい一年となった。当初期待されたほどのインパクトを残せなかったのは否めない。だが、鎌田大地は徐々に調子を上向かせている。

 鎌田が所属するクリスタル・パレスは4月26日、聖地ウェンブリーで開催されたFAカップ準決勝でアストン・ビラに3-0で快勝。9年ぶりのファイナル進出を果たした。決勝ではジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティと対戦だ。

 フランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナーに誘われ、ラツィオを1年で退団し、クリスタル・パレスに加入した鎌田。だが、開幕当初にチームが不振だったこともあり、思うように出場機会を得られなくなっていった。

 今季の鎌田はプレミアリーグで30試合に出場も、スタメンに名を連ねたのは13試合のみ。得点やアシストは記録できていない。ここまではリーグ・カップでの2ゴールにとどまっている。

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 厳しい声も少なくなかったなか、直近のプレミアリーグの5試合のうち、鎌田は3試合で先発出場。前節アーセナル戦では、サポーターが選ぶプレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれた。そして続くアストン・ビラ戦でも再びスタメンに起用され、フル出場を果たしている。

 地元メディア『South London Press』は4月27日、アストン・ビラ戦で注目に値したポイントを伝えるなかで、「グラスナーはカマダ先発起用で大きく驚かせた」と、日本代表MFを称賛した。

「キックオフ前は眉をひそめる者も多かったが、日本代表は試合を通じて精力的だった。そして本当に試合に入り込んでいき、何度か良いタッチと素晴らしい冷静さを見せた」

 同メディアは「夏にラツィオから加入して以降、カマダはかなり批判を浴びてきた。だが、多くが不当なものだった」と続けている。

「期待されていたように試合に影響力を及ぼすことはできていないかもしれない。だが、適切なタイミングで彼は調子をあげてきているのかもしれない」

 昨季、鎌田はラツィオで同じように厳しい一年を過ごしながら、シーズン終盤戦は活躍し、一時は契約延長に近いとも騒がれた。今季も終盤戦で力を発揮し、存在感を高めていけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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