「力不足だと思います」横浜FMが4失点完敗…松原健はスター選手らとの戦いで何を感じた?「相手の個の能力はミスを見逃してくれない」【ACLE】

2025年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「失い方やシュートまで行けないところが勝負を分けた」

横浜はACLEベスト8敗退。松原が試合後、悔しさを露わにした。(C) J.LEAGUE

 横浜F・マリノスは現地4月26日、アジア・チャンピオンズリーグエリ―ト(ACLE)の準々決勝で地元サウジアラビアのアル・ナスルと対戦し、1-4で完敗。ベスト8敗退となった。

 クリスティアーノ・ロナウドらスター選手を擁するサウジアラビアの強豪を相手に、序盤は押し込まれる展開のなかで耐えていたが、27分にクリアミスから先制点を献上。これで相手を勢いに乗らせると、31分、38分、49分と失点し、後半に渡辺皓太のゴールで1点を返したものの、最後まで追いつくことはできなかった。

 試合後のフラッシュインタビューで松原健は、悔しい結果に終わった一戦をこう振り返った。

「不運なところから失点してしまって、やっぱりこういうトーナメント方式というのは、失点してしまうとすごく難しい展開になるし、それはみんな重々承知したうえで入りから行こうというところを目標にしていましたけど、それがなかなかプレスがかからないところもあり、ちょっと相手に押し込まれる展開になってしまった。

 そこからミスが続いたなかで、自分たちの失い方の悪さだったりというところで、相手の個の能力は、そういったところを見逃してくれないですし、前回大会でもそういったところから失点してしたところが教訓になっていなかった。そこが非常に悔しいです」
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 また勝敗を分けた点については、「一人ひとりの個の能力は、少なからず差があるなと感じました。ただサッカーは11人でやるものなので、1対1でだめでも、2対1、3対1、チーム全体の力で覆すことは可能。それをチームとして掲げていましたけど、失い方やシュートまで行けないところが勝負を分けた」と語った。

 敵地サウジアラビアには日本から多くの人が駆けつけ、最後まで選手の背中を押した。サポーターに向けては、「日本から遠いサウジアラビアの地までたくさんのサポーターの方々が駆けつけてくださって、そして来られない方もテレビの前で応援してくださる方々がたくさんいて、その人たちの気持ちをもっと自分たちが背負わないといけないものはありました」とした。

 そのうえで「サポーターの皆さんは声をからすまで僕らに声援を送ってくれていましたし、どんな状況でも僕たちの背中を押してくれていました。それを僕たちが体現できなかった。本当に力不足だと思います」と悔しさを露わにした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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