116分にDFクンデが劇的決勝弾!バルサが死闘の末に宿敵マドリーを3-2撃破、4季ぶり最多32回目の国王杯制覇!3冠に向けて1つ目のタイトルを奪取

2025年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

28分にバルサが先制

決勝ゴールを決めたクンデ(右)。(C)Getty Images

 現地時間4月26日に開催されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝で、最多31度の優勝を誇るバルセロナとラ・リーガ王者のレアル・マドリーが対戦した。

 序盤から押し込んだバルサは19分、ヤマルが切れ込んでミドルシュート。これはわずかにゴール左に外れる。

 21分、ラフィーニャのFKに合わせたクンデのヘッドは、GKクルトワの好セーブに阻まれた。

 それでも28分、ヤマルの折り返しを受けたペドリが圧巻のミドルシュートを叩き込み、先制に成功する。

 マドリーは35分、ダニ・セバジョスからパスを受けたベリンガムがネットを揺らすも、オフサイドで認められない。
【動画】ペドリのスーパーミドル弾&エムバペの超絶FK
 0-1で折り返したマドリーは、後半頭からロドリゴに代えて、エムバペを投入。49分にはヴィニシウスが立て続けにシュートを放つも、GKシュチェスニーにセーブされる。

 前半とは打って代わって、その後もマドリーが押し込む展開が続く。

 すると70分、エムバペが自ら得たFKをゴールネットに突き刺し、同点に追いつく。さらに77分、アルダ・ギュレルのCKにチュアメニがヘッドで合わせ、瞬く間に逆転に成功する。

 82分には、ヤマルのシュートをクルトワがスーパーセーブで防ぐ。

 それでも、バルサは84分、ヤマルの縦パスに反応して裏抜けしたフェラン・トーレスがクルトワをかわしてシュート。同点ゴールを奪う。

 さらに、後半アディショナルタイム、ラフィーニャがアセンシオに倒されてPKを獲得。しかし、オンフィールドレビューの末に、ラフィーニャのシミュレーションでPKは取り消しとなる。

 2-2のまま延長戦に突入し、14分にはフェランが際どいシュートを放つが、惜しくも枠を外れる。

 迎えた116分、モドリッチのパスをカットした右SBのクンデがミドルシュートを決め、バルサが勝ち越しに成功する。

 このままバルサが3-2で勝利。4シーズンぶり最多32回目の栄冠に手にした。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグとの3冠達成に向けて、1つ目のタイトルを獲得している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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