王者・鹿島が黒星スタート。今季初の3失点でG大阪に敗戦

2016年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

1-1で迎えた後半に、セットプレーで2失点。

大森(中央)のゴールで同点としたG大阪は、後半にセットプレーから2点を奪い鹿島を下した。(C)SOCCER DIGEST

[J1第2ステージ1節]鹿島1-3G大阪 7月2日/県立カシマサッカースタジアム
 
 J1第2ステージ1節の鹿島対G大阪が7月2日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、第1ステージ王者の鹿島が1-3で敗れた。
 
 アル・アイン(UAE)への移籍が決定的になったカイオと、コンディション不良のエース金崎を欠いた鹿島は、代わりに中村と赤﨑をスタメン起用し、4-4-2を採用。
 
 一方、宇佐美をドイツのアウクスブルクへ放出したG大阪は、アデミウソンを1トップに据え、両翼に阿部と大森を配する4-2-3-1で挑んだ。
 
 先手を取ったのは鹿島だった。23分、左サイドをドリブルで突破した山本の低いクロスを、赤﨑が合わせて先制に成功する。
 
 しかし、G大阪も直後の26分。右サイドで遠藤が起点になり、阿部に横パス。阿部がこれをダイレクトで中央へ送り、大森が合わせて同点弾を決めた。
 
 1-1で迎えた後半は一進一退の攻防が続いたが、60分のCKで今野がヘディングシュートを沈めてG大阪がリードを奪う。さらにG大阪は、73分にもCKから金がヘッドを沈めて3-1に。セットプレーで2点を奪い、一気に試合の主導権を引き寄せた。

 一方、2点のビハインドを背負った鹿島は、74分に鈴木、85分に杉本と攻撃の札を切って反撃を狙った。しかし、ゴールが奪えないまま終了の笛を聞いた。
 
 第1ステージ優勝の鹿島が、第2ステージ開幕戦でいきなり1-3の黒星。しかも、リーグ戦では今季初の1試合3失点を喫する不安なスタートとなった。
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