現地時間４月23日に開催されたラ・リーガの第33節で、久保建英が所属する９位のレアル・ソシエダが降格圏の18位に沈むアラベスとアウェーで対戦した。

　久保がいつも通り４－３－３の右ウイングで先発したソシエダは、立ち上がりからアラベスを押し込む。20分には、CKからメンデスがヘッドで狙うが枠を外れた。

　その後は攻撃が停滞したなか、37分に、中に入ってきた久保が左足でグランダーのシュート。これはDFにブロックされる。

　なかなかいい形が作り出せないアウェーチームは60分、右サイドから走り込んだ久保がニアサイドを狙うも、シュートは枠を外れる。

　迎えた65分、相手のCKからテナグリアのダイレクトボレーで被弾し、先制を許す。
【動画】ソシエダが圧巻のゴラッソで被弾

　その１分後の３枚替えで、久保がまさかの早期交代となる。現地中継でも、ベンチで茫然とする日本代表MFの表情を捉えた。

　低調なソシエダは、90分にオスカールソンがネットを揺らすもオフサイドで取り消され、このまま０－１で敗戦。３戦未勝利となった。

　なお、チームが敗れたうえ、65分でベンチに下げられたものの、久保は今シーズン８度目のマッチMVPに選出されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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