「信じられない」62分から1-3→4-3の大逆転勝利!バルサ指揮官は大興奮!ただ、主砲の負傷には…

2025年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ポイントを得るために全力を尽くした」

ダニ・オルモを抱擁するフリック監督。(C)Getty Images

 劇的な逆転勝利に、指揮官も大興奮だ。

 バルセロナは4月19日、ラ・リーガ第32節でセルタにホームで4-3と勝利した。後半途中に2点のビハインドを背負いながら、終了間際のゴールで3ポイントをもぎ取っている。

 先制したものの追いつかれて迎えた後半、バルサは52分、62分と失点。ボルハ・イグレシアスにハットトリックを許し、2点差とされる。だが、2分後に1点を返したハンジ・フリック監督のチームは、さらに4分後に同点弾をあげた。

 そしてアディショナルタイム、ダニ・オルモがボックス内で倒されると、当初は笛が鳴らなかったものの、VAR介入でPKに判定が変更。これをラフィーニャが決め、タイトルに向けて貴重な白星を手にしている。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、フリックは「1-3とされてからの巻き返しぶりは信じられなかった。簡単ではなかったよ。今日の試合で3ポイントを獲得できたことを誇りに思う。非常に重要な勝利だ」と喜びを表した。

「この姿勢、メンタリティだ。本当にそれを見ることができたのは素晴らしかった。タフだった。ポイントを得るために全力を尽くした。素晴らしかった」
【動画】バルサが圧巻の逆転劇
 さらに、指揮官は「今日は素晴らしい逆転劇のひとつだ」と続けている。

「非常に重要だった。シーズン終盤で、試合はひとつ減り、3ポイントを積み重ねたんだ。最高の気分だよ。チームが決してあきらめないのを見られるのは良いことだ。11月にこの状況でうなだれ、ネガティブなエネルギーになったが、今は違う。ポジティブなエネルギーがある。前進しよう」

残念なのは、主砲のロベルト・レバンドフスキが負傷交代を余儀なくされたことだ。宿敵レアル・マドリーとのコパ・デル・レイ決勝、インテルとのチャンピオンズリーグ準決勝、そしてリーガ優勝争いに向け、エースのコンディションは気になるところだ。

フリックは「明日まで待たなければいけない」と述べるにとどまった。

「経験から、待って、どうなるかを見てみる(のが最善だ)」

この日の白星はチームの士気を高揚させたに違いない。レバンドフスキの負傷でその勢いがそがれないよう、フリックとバルセロナは願っているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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