「オフサイドかと思った」三笘薫が記録更新弾の裏側を明かす。ブライトンはあまりに痛い5戦未勝利「負けて当然の内容」

2025年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点直前の好機逸を悔やむ「最初のシーンも決められた」

途中出場ゴールを奪った三笘。(C)Getty Images

 現地時間4月19日に開催されたプレミアリーグ第33節で、三笘薫を擁する10位のブライトンは、11位のブレントフォードと敵地で対戦。2-4で敗れ、痛恨のリーグ戦5試合未勝利となった。

 上位進出、欧州カップ戦の出場権獲得を目ざすブライトンは、開始9分で先制を許した後、45+3分にダニー・ウェルベックが同点弾を奪う。

 前半終了間際に追いついたが、後半開始直後の48分にブライアン・ムベウモに再びゴールを奪われれば、58分にヨアンヌ・ウィザに被弾。さらには、61分にジョアン・ペドロが一発退場になってしまう。

 非常に厳しい状況のなか、65分に怪我から復帰明けの三笘を送り込む。すると日本代表MFは、79分のチャンスこそ逃したものの、81分にペナルティエリア左でパスを受け、左足で冷静にゴール。キャリアハイを更新する今季プレミアリーグ8点目を挙げる。

 ただ、90+5分にFKからクリスティアン・ノアゴーにヘッドで叩き込まれ、再び2点ビハインドに。反撃を鎮められ、そのままタイムアップの笛を聞いた。
【動画】左足で冷静に決めた!三笘のキャリアハイ更新
 三笘は試合後、プレミアリーグを中継している『U-NEXT』のインタビューに対応。「負けているなかで10人は中々難しい。先制点を許したし、集中力の緩んだセットプレーのところだったり。前回の試合でやられているところをまた繰り返しているので、負けて当然の内容」と振り返った。

 自身の得点シーンは「オフサイドかと思った」という。絶妙なタイミングで通したラストパスを通した20歳のチームメイトに感謝を伝えた。

「ジャック(・ヒンシュルウッド)から素晴らしいボールが来た。キーパーが(前に)来ていないのは分かったので流し込むだけだった。だけど、最初のシーンも決められたし、1つ1つのチャンスを決め切っていかないと、やっぱ10人では厳しい」

 今季の残りは5試合。三笘は最終盤に向けて「本当に総力戦。怪我から戻ってくる人もいれば、また怪我したり、ペドロも出場停止だし、こういうところでチームの総力が試される」と覚悟を示した。まずは、次節のウェストハム戦で1か月半ぶりに勝点3を掴みたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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