日本での反響を嘆いている

　U-17韓国代表は４月17日に行なわれたU-17アジアカップの準決勝で、開催国のサウジアラビアと対戦。１－１で90分を終え、その後のPK戦で１－３と敗れ、決勝進出を逃した。

　前半終了間際に先制した韓国は、このリードを守ったまま試合の終盤を迎える。だが、９分と表示された後半アディショナルタイムの９分に痛恨のPKを献上。これを決められ、90＋12分に追いつかれる。

　この劇的な同点ゴールでサウジアラビアに流れを完全に渡してしまい、PK戦では２人目から３選手が連続で失敗。衝撃的な敗退となった。

　韓国メディア『スターニュース』は翌18日、「『韓国の敗退に興奮』日本のネットユーザー『朝から爽やかなニュース、サウジアラビアおめでとう』『アジアカップ優勝なんて無理』と揶揄」と見出しを打った記事を掲載。「韓国敗退のニュースに対し、日本のネットユーザーからは様々な反応が寄せられた」と伝えた。

「日本でも韓国の敗退のニュースが報じられた。日本は13日の準々決勝でサウジアラビアにPK戦で敗れ、韓国より先に大会を終えた」

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　同メディアは「記事へのコメントで、共感を集めたものを見てみると、あるネットユーザーの『サウジアラビアは開催国として逆境を乗り越え、良い結果を残した。サウジアラビア、おめでとう』というものだった。別のユーザーは『朝から爽やかなニュースをありがとう』と韓国の敗北を喜んだ」と紹介し、こう続けている。

「韓国が日本と自国を比較したがる理由について、韓国の意識の問題を指摘するコメントもあった。あるユーザーは『韓国はA代表から年代別代表まで、日本を意識しすぎている。友好的なライバル関係は良いが、敵意ばかりでは成長が止まってしまう』と指摘した。また、『日本はすでに遠くにいる相手を意識している。しかし、韓国はそうではない。次のステップを踏まなければ、アジアカップで優勝はできない』と付け加えた」

　日本も韓国も、サウジアラビアにPK戦で屈し、不本意な形で大会を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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